
●キットのフィギュアの手を切り離しより自然に見えるように他のキットものに取り替えました。

●サーフェーサーを軽く吹いた後戦車の下塗りに使ったレッドブラウンでフィギュアも下塗りします。ハッチの形状に合わせて車長の手は他のキットから流用しました。

●タミヤアクリルのフラットブラックで服を塗ります。

●白を混ぜて明るくした色でドライブラシして服のシワを強調します。

●階級章は前回の2号戦車の時と同様にタミヤ1/16 1/35 ドイツ兵階級章デカールセットを使用しました。これだけ細かいデティールを描くのは大変ですのでこのデカールはお勧めです。デカールが乾燥したらツヤ消しトップコートでコートしました。

●タミヤエナメルのフラットフレッシュで肌をベタ塗りました。

●油絵の具で肌に表情をつけていきます。今回使用した色も前回同様にバーントシェンナ、レッド、ウルトラマリン、ローアンバー ホワイトです。ほほのあたりにうっすらと赤味を入れて目の下、鼻の下などの暗い部分は黒を使わずバーントシェンナにウルトラマリン(濃い青)を混ぜて暗い色を作りました。

●白目を入れました。手の拳の部分にもホワイトでハイライトを付けました。

●黒目を入れ眉毛や指の間の濃い影を描き込みました。鼻の下、あごのあたりはヒゲの剃り跡のためうっすらとウルトラマリンを塗りました。


●車体にセットするとこんな感じです。

●予備キャタピラ、ワイヤーロープ等にパステルの茶色や油絵の具でさびを表現しました。ワイヤーロープの間の3本の棒は繋げて砲身の中を掃除する道具です。木製なのでデザートイエローをベースに塗りました。

マフラーも高温で劣化しやすい場所ですのでさび色に塗りました。隣の四角い箱はジャッキ台にする木製の道具です。
ウェザリングはマニュアルである程度の事は説明できますがその後は自分のイメージしだいです。砂漠で使われたのか?雪溶けの泥地を走ったのか?工場から出てきたばかりの車両なのか?激しい戦闘を経験した車両なのか?それによって汚れ方は全然違います。最初はこういったハウツーサイトや模型誌を参考してもらえば良いですが、それから先はたくさんの他人の作品を見る(出来れば写真ではなく自分の目で)街を走っているダンプカーなどの工事車両の汚れ方を観察したりすることがウェザリングのセンスを磨くうえで大切な事かと思います。
ヤークトタイガー完成しました。大きな写真はYahoo!ブログ - ミニタリーミニチュアシリーズを作る。に掲載しています。




ヤークトタイガーの制作5
ヤークトタイガーの制作4
ヤークトタイガーの制作3
ヤークトタイガーの制作2
ヤークトタイガーの制作1
仕事のため少し間が空くかもしれませんが次回からガンダムに出てくる「セモベンテ隊 61式戦車」を取り上げてみたいと思います。引き続きよろしくお願いします。
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