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チョー初心者のためのプラモ講座 ヤークトタイガーの制作4
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プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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Author:まさき
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ヤークトタイガーの制作4
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今回はドイツ軍の3色迷彩塗装にとりかかります。3色迷彩というとなにやら複雑なパターンが描かれており難しそうな気がしますが大戦末期のドイツ戦車には欠かせない塗装です。最初は難しくても慌てずに時間をかけてじっくり取り組んでみていはかがでしょう。

今回のタミヤのヤークトタイガーには各方向から見たカラーの塗装説明図が用意してあり迷彩パターンを描くのに悩む必要はなさそうですが、こんな親切なキットはまだほとんどなく塗装説明図には側面図は片側のみで反対側のはどう塗ったらわからないとか、それどころか上面図や前面図もなくで片側だけの側面図のみという説明書もあります。迷彩パターンというのは工場でマニュアルに従い正確に決められたパターンを描いたわけでなく、戦線でその場に合ったパターンを乗員達が描いた物で一台一台迷彩パターンは違っています。当然60年後のモデラーの為に詳細な写真が残されたわけではなく片側から撮った写真しか残っておらず写真の向こう側の迷彩パターンやマーキングがわからないとうのはよくある事のようです。こういう場合は自分で見えない部分のパターンを推理して描くしかありません。

また色に関しても当時はカラー写真が貴重でほとんどがモノクロです。3色迷彩のこの部分はグリーン系の色なのかブラウン系の色なのかはっきりとしない場合もありまして増しては模型に塗る正確な色調というのを断定するのは難しいと思います。戦車に使われたカラーチップに従い調合した正確な色の迷彩塗装のカラーセットという製品も発売されており自分も使ったことがありますが、そのまま塗るとどうもしっくりきません。普段模型誌などで見慣れた色とはだいぶ違っているように見えて違和感を感じてしまいました。そして作品展示会に行って実際の作品を見ると同じ迷彩塗装にしても皆さんの色の解釈は実にまちまちで2つとして同じ色のものはありません。皆が正確な色と言われる迷彩塗装のカラーセットで塗っているわけではないのです。

要するに3色迷彩の塗装には資料を探したり模型誌の作例を参考にする以外に自分で想像力を働かせてみるとか推理してみるということが必要になってくると思います。というとまた難しく感じるかもしれませんが、ある程度の考証を考慮したうえで自分の自由にできる部分もあると考えたほうが気が楽になるかと思います。さて前置きが長くなりましたが塗装の過程を追ってみたいと思います。

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●レッドブラウン1とフラットブラック1くらいに調合した色でスプレーの下塗りで塗り残した部分をエアーブラシで塗っていきます。塗り残しがあるとみっともないのであらゆる角度から見て塗り残しがないかチェックします。

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●キャタピラも塗り残しがないように塗りました。これで下塗りはすべて終了です。

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●迷彩塗装にはダークイエロー、ダークグリーン、レッドブラウンの3色が指定されています。タミヤカラーでもクレオスの塗料でもこの色をそのまま塗っても良いのですし、この色をベースに自分なりの色を作るのも良いかと思います。自分はベースのダークイエローはクレオスのラッカー系塗料を使いました。たまたま自分のイメージする色と近いからです。
写真では分かりにくいですが、フェンダーの取れているところは下塗りの色が残るようにマスキングテープでマスキングしました。フェンダーの下は迷彩塗装はされておらずさび止めのプライマーが塗ってあるという想定です。

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●ベースのダークイエローは均一にベタっと塗るのではなく角の部分や影になる部分は下地の色を生かすようにします。

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●車体の底、転輪の裏は自分の場合はダークイエローに塗らず下地の暗い色のままにしておきます。街を走る車など見ても車体の下は影でかなり暗い色に見えます。明るいダークイエローで塗るとスケール感を壊してしまうような気がして自分はこの部分には塗りません。

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●ベースの色の上に迷彩色を重ねていきます。今回は説明書のBの塗装パターンを選択しましたがこの段階では細かい形にこだわらずにおおまかに形を塗っていく程度です。自分はグリーン系の色から塗っていますがブラウン系からでもかまいません。好きな方から塗ってください。このグリーン系の色はタミヤアクリルのダークグリーンにグリーン、フラットホワイトを混ぜて調色しましたが、この後車両番号のデカールを貼ってみるとグリーンの色とかぶってしまうことが判明、明るく調色し直して塗装しましたのでこの色はあまり参考にしないでください。白フチなしの車両番号を使う方はこの段階でデカールの車両番号の色と合わせていろが溶け込まないよう調色してください。下にこの塗装の動画を用意しました。



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●レッドブラウンもタミヤアクリルを使いました。若干のフラットホワイトを混ぜて明くるくしてあります。グリーンとのバランスを考えて塗っていきますが、形はおおまかにとっています。

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●この後もう一度ベースのダークイエローに戻り細部の形を作っていきます。通常の塗装よりも溶剤を多目にしてハンドピースを近くで吹き付けボケあしを短くします。本来アクリル塗料の上にラッカー系塗料はタブーとなっていますがエアーブラシで薄く塗る程度でしたら下の色も溶け出さず問題なく塗る事ができます。この過程も動画を用意してみましたので参考にしてください。




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●塗装説明図と並べてみました。こんな感じになりました。

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●塗装説明図を参考に細い筆で斑点模様も描いていきます。この時はタミヤアクリルのダークイエローと迷彩塗装に使ったグリーンを使いました。文字と重ならないようデカールを貼る場所には描くのを避けてください。

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●キャタピラ、予備キャタピラ、ワイヤーロープやスコップなど筆でフラットブラックで塗ります。

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●フラットブラックとフラットブラウンを混ぜた色でキャタピラ、予備キャタピラの奥やワイヤーロープ下に影をつけるような感じで軽く吹き付けます。

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●デカールを貼った後、文字の間の余白をナイフで切り取りなるべく取り除いておきます。

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●デカールが乾燥したらトップコートのツヤ消しを吹き付け全体のツヤを整え迷彩塗装の完成です。次回からウェザリングにとりかかります。

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momo_chan!!
あいかわらずわかりやすいですね!(^^)

ひさしぶりのコメです~♪
こういったものの調色って指定色ばかりかと思い込んでいましたが、意外とイマジネーションが必要だったんですね!
動画すごくわかりやすかったですよ!
2009/02/08(日) 23:30:15 | URL | [ 編集]
まさき
momo_chan!!さん いつも訪問ありがとうございます。

本物の戦車の色は指定色に塗られていたはずですが模型になるといろいろな解釈があって千差万別です。そういうところも模型の楽しいところだと思います。
2009/02/09(月) 14:18:58 | URL | [ 編集]










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