
●シャーシと車体を接着してワイヤーロープも取り付けました。

●デカールですが一度に全部水につけず、すこしづつ切り分けて水につけます。水が台紙にしみ込んだらすぐ水から出してください。

●台紙ごと貼る位置にもっていきスライドさせて貼り込みます。

●軽く綿棒などで水分を吸い取りながら空気を抜き密着させます。

●デカールが乾燥するまで戦車兵のフィギュアを塗っていきます。サーフェイサーを吹きパーティングラインの消し忘れがないか、接着面のすき間はないかなど確認します。

●迷彩服のベース色となるタミヤカラーアクリルのXF-57バフをまず塗ります。

●非常に細かく複雑な迷彩パターンですがこういった商品も販売されています。迷彩パターンのデカールをフィギュアの迷彩服全面に貼るわけですが、これはこれでデカールに貼り慣れた方でないと難しいかと思います。
販売元 新撰組 しえいかん

●迷彩パターンを描くのは大変細かい作業になりますが、根気よく筆の穂先で細かく点点を描いていくしかありません。フィギュアの塗装はとにかく良い筆を使う事が重要です。これほど細かい描画は100円の筆と1000ほどの高級な筆では格段の使い易さの差があります。


●こんな感じになりました。

●タミヤのスミ入れ塗料を使い影の部分に塗料を少し流し込んでおきます。

●サラサラの液体の塗料が凹んだ部分に流れ込み影となります。

●両足の間、服の上下、えり、ポケット部分などはっきりしました。

●顔の部分はタミヤエナメルのフラットフレッシュで塗ります。

●顔の表情は油絵の具を使って描き込みます。顔の描き込みは過去の記事も参考にしてください。



●フィギュアはこんな仕上がりになりました。

●デカールが乾いたらフィギュアのスミ入れに使った塗料を更にタミヤエナメルの溶剤で薄め車体全体を洗うように塗ります。

●余分な塗料をティシュなどで拭き取りシミにならないようにします。

●網目の部分など少し濃い塗料を流し込んでおきます。

●スミ入れで立体感が出てきました。

●塗料が乾いたら水性のツヤ消しトップコートをスプレーしてツヤを整えます。これが終わったら塗装前に透明部分に貼っておいたマスキングを剥がします。

●車体下部を中心にXF-57バフを薄くエアーブラシで吹きました。薄く埃がかぶった状態を再現します。

●車体底、転輪の汚しに使ったウェザリングセットの塗料を使い泥汚れを再現します。指で筆先を弾き塗料の飛沫を飛ばします。


●アクリル、エナメル塗料のバフ、フラットアースを使っても同じような事ができます。

●スカート部分には筆で塗料を擦りつけます。

●最後の仕上げにタミヤウェザリングマスターを使いエッジの部分など強調して完成です。
完成写真です。クリックで拡大します。



明日は天候が心配ですが浜松ジオラマグランプリに出かけてきます。このブログで出品作品など紹介の予定です。
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