
●これはプラモデルのパッケージですが珍しく上面には一切文字が入っていません。金閣寺のキットは童友社からも発売されていますが、値段が高い分こちらの方が出来上がりはリアルです。

●こちらは年末に名古屋から大阪に向かう途中で金閣寺の取材をした時の写真です。金箔は貼り直したようでパッケージの写真と比べるとかなり美しく輝いています。

●キットの内容を見てみるとやはりほとんどのパーツに金メッキされていました。漂白剤につけてみましたがこのメッキは剥離しません。ラッカーシンナーで落とすのは大変な手間がかかりますが塗装のテストをしてみると問題なく塗装できました。接着も塗装面のメッキを剥がさなくても普通のプラモデル用接着剤で問題なく接着できるのでこのまま制作を進めます。

●池と金閣寺の土台部分からなるベース面から制作を進めます。池の部分にヒケと呼ばれる凹みがありましたのでパテで埋め紙ヤスリで均一な面になるよう整形します。

●池の部分はサーフェーサーを吹いて滑らかな下地を作ります。

●塗装はクレオスのラッカー系塗料を使います。最初にベース全体をレッドブラウンで塗装して金閣寺の土台部分をグレーで塗装します。グレーはガルグレー、ジャーマングレイ、フラットホワイトのブレンドです。かなり明るめのグレーです。

●土台部分と池の中の石をマスキングゾルを使いマスキングします。色の濃い部分は乾燥後ナイフでカットできるクレオスの「マスキングゾル改」で色の薄い部分はカットできないが剥がしやすい「マスキングゾルneo」を使い分けました。

●マスキングゾルが乾いたら丁寧にカットして余分なゾルを取り除き塗装にかかります。池の部分は色の深みを出すために色々な色を重ねてみたいと思います。まずはミドルストーンで下地を作りました。

●次ぎに下地の色を生かすように薄く濃緑色を重ねていきます。

●最後に明灰緑色を重ねて缶スプレーのクリアーでコートしました。


●クリアーを吹いただけでは水の感じは今ひとつだったのでタミヤアクリルのクリアーを筆塗りしました。わずかな水面のゆらぎが再現されて水面らしくなりました。細部の仕上げ塗装はまた後でするとして次回からは建物本体の制作にかかります。
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