
●タミヤのスミ入れ塗料 ダークブラウンを薄めに全体を洗うように塗ります。

●砲身を組み込む前に車内のウェザリングを進めます。荒いスポンジに油絵の具のセピアを少量つけ、トントンと叩くように角の部分を中心に塗り基本色の剥げを再現します。

●砲身を組み込むとこんな風になります。

●履帯はキット付属のベルト式を使います。上部転輪と車体との間にティシュなど詰め上部転輪と履帯が接している部分に接着剤を流し固定して履帯の弛みを作ります。

●車体下部のウェザリングに取りかかりますが今回はAKインタラクティブの泥ウェザリングセットを使います。これは一般の模型店で扱っている商品ではなく一部の専門店や通販でしか入手できない特殊な塗料ですが、この塗料についての詳細や他に手に入れ易いものでの代用での泥ウェザリングのやり方はこのブログの以前の記事「10式戦車を作る5」で解説しています。

●石膏を混ぜた塗料で足回りを塗りこべりついた泥汚れを表現します。

●このセットの中の透明な塗料を使い、乾く前の水分を含む泥汚れを作ります。

●最近発売されたクレオスのMr.ウェザリングカラー サンディウォッシュを使い乾き始めた泥汚れを表現します。

●単調な汚れにならないように濡れている泥、乾き始めた泥と表情をつけてみました。

●砲弾はキットのものに加えタミヤのキングタイガー用真鍮製の砲弾を使ってみました。榴弾と徹甲弾共に下の砲弾は塗装をしたキットのものです。

●砲弾ラックにも奥の方は塗装したプラ製、目立つ部分には真鍮製を使いました。

●フィギュアの白いヤッケも単調になり易いのでまずは黒から立ち上げてみたいと思います。

●陰になる部分の黒味を少し残すような感じでフラットホワイトをエアーブラシで吹きます。

●もう一度軽くスミ入れをしてハイライトの部分を筆で塗りました。

●肌の部分はタミヤエナメルのフラットフラッシュをベースに油絵の具を混ぜて塗ります。

●使い捨てパレットに色々な階調の肌色、シャドウ部、ハイライトの色を作ります。

●色が乾く前に色の階調をブレントして自然な感じになるようにします。

●フィギュアの顔塗りにはとにかく良い筆を使う事をおすすめします。

●砲弾を持たせてみます。左手を一旦切り取り自然なポーズに修整しました。

●戦闘室内部にフィギュアを配置してみます。

●最後の仕上げとしてハッチ付近は車内と同じようにスポンジを使った細かい剥がれをつけたり、ハッチの丸い形をスミ入れしてメリハリをつけていきます。

●指で塗料を含ませた穂先を弾き泥はねをつけました。
完成写真です。こちらのブログにも他の完成写真を掲載しています。


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