
●まずはラジエーターグリルからです。組み立て説明書にはライト類の塗装指示がありますが、ここは無視して組み立てを進めていきます。

●組み立て説明書では履帯(キャタピラ)を取り付けていますが、後回しにしてライトの組み立てにかかります。ここはメッシュで覆われるのでライト内部の部品は先に塗装する必要があります。

●用意した塗料はタミヤアクリルの陸上自衛隊塗装色、XF-72茶色 XF-73濃緑色そしてライトのレンズ部分を塗るタミヤエナメルのシルバーです。シルバーはアクリルでもかまいませんがエナメルでしたらはみ出しても溶剤をつけた綿棒等で下の塗装色に影響を与えず、拭き取る事ができます。

●カラーの塗装図を見て左右のライトを塗り分けます。

●メッシュの幅をちょっと大き目に切りライトに取り付けます。接着は普通のプラモデル用接着剤でもできますが瞬間接着剤を使うと便利です。瞬間接着剤は100円ショップで売っているもので十分使えます。

●メッシュの接着がしっかりできたら余分な幅のメッシュをナイフで切り取ります。

●車体前面の部品に取り付けました。

●この部分しっかり部品合わせしないと車体とシャーシがピッタリと合わなくなります。実はこの部分失敗して苦労しました。確認しながら作業を進めてください。

●戦車は戦闘中に外の様子を見る小さな窓がいつくかあります。その窓に透明パーツを取り付けますが車体を塗装する時はこの部分をマスキングします。

●説明書とパーツを合わせてナイフでカットします。

●カット下パーツを窓の下から差し込み流し込み用接着剤をほんのちょっと流して固定します。

●もし気になるようでしたら窓の中を黒く塗っておくと良いです。


●ハッチ周辺のペリスコープ、サイトにも透明パーツを取り付けます。

●車体の側面にはゲート跡が残るのでナイフできれいに切り取ります。

●サイドスカートにも切りとったゲート跡が残るのでヤスリスティックなどできれいに整形します。

●接着したら接着剤が乾くまでテープでしっかり固定しておきます。


●砲身は紙ヤスリを巻いて合わせ目を消します。巻けないところはペーパーの角を使い合わせ目を消しますが同じ場所ばかり削ると形が歪んでしまいますので、砲身を回し削る場所を変えながら整形していきます。

●さて、次が砲塔後部のバスケットの工作です。説明書の原寸大型紙に合わせメッシュを切り取ります。

●この工作にはダイソーで売っている100円の「のりスプレー」を使います。スプレー式の貼って、剥がせるのりです。

●説明書の型紙をコンビニで原寸大コピーを作ってきました。このコピーにのりスプレーを吹き付けます。結構飛び散るのでこれを使う方は新聞紙など敷いて気をつけてください。


●前回記事の修正です。申し訳ありません!メッシュ部分の網目が車体と平行になってしまっていました。ちゃんと型紙でも網目は45度の角度になっていますが、思い込みで工作を進めてしまいました。ジャンクパーツの中にメッシュがあったのでまた新たにやり直しです。


●こちらが正しい貼り方です。もう一度部品をバラしてやり直ししています。

●撮影前にサーフェーサーを吹いてしまいましたがこんな感じです。

●機銃の銃口が塞がっているので穴を開けます。ナイフの刃先で銃口の中心に傷をつけます。

●ナイフの傷をたよりにピンバイスで穴を開けます

●簡単な工作ですが穴の開いた銃口はリアル感が増ます。

●履帯はプラモデル用接着剤で接着できます。乾くまでしっかり押さえておきます。

●戦車兵のフィギュアはナイフの刃先を使いパーティングラインを消します。

●ワイヤーロープの取り付けは塗装がある程度進み、シャーシと車体を取り付けてからになります。

●車体の組み立てがほぼ終わりました。ハッチの裏の突き出しピン跡(丸い窪み)や砲塔装甲の僅かなすき間を埋めるのにパテう少し使いました。
次回から塗装にとりかかます。
1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.329 陸上自衛隊 10式戦車 35329 | |
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