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チョー初心者のためのプラモ講座 2013年07月
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チョー初心者のためのプラモ講座
プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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10式戦車を作る2
シャーシを組終えたらどんどん車体を組み立てていきましょう。
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●まずはラジエーターグリルからです。組み立て説明書にはライト類の塗装指示がありますが、ここは無視して組み立てを進めていきます。

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●組み立て説明書では履帯(キャタピラ)を取り付けていますが、後回しにしてライトの組み立てにかかります。ここはメッシュで覆われるのでライト内部の部品は先に塗装する必要があります。

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●用意した塗料はタミヤアクリルの陸上自衛隊塗装色、XF-72茶色 XF-73濃緑色そしてライトのレンズ部分を塗るタミヤエナメルのシルバーです。シルバーはアクリルでもかまいませんがエナメルでしたらはみ出しても溶剤をつけた綿棒等で下の塗装色に影響を与えず、拭き取る事ができます。

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●カラーの塗装図を見て左右のライトを塗り分けます。

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●メッシュの幅をちょっと大き目に切りライトに取り付けます。接着は普通のプラモデル用接着剤でもできますが瞬間接着剤を使うと便利です。瞬間接着剤は100円ショップで売っているもので十分使えます。

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●メッシュの接着がしっかりできたら余分な幅のメッシュをナイフで切り取ります。

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●車体前面の部品に取り付けました。

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●この部分しっかり部品合わせしないと車体とシャーシがピッタリと合わなくなります。実はこの部分失敗して苦労しました。確認しながら作業を進めてください。

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●戦車は戦闘中に外の様子を見る小さな窓がいつくかあります。その窓に透明パーツを取り付けますが車体を塗装する時はこの部分をマスキングします。

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●説明書とパーツを合わせてナイフでカットします。

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●カット下パーツを窓の下から差し込み流し込み用接着剤をほんのちょっと流して固定します。

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●もし気になるようでしたら窓の中を黒く塗っておくと良いです。

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●ハッチ周辺のペリスコープ、サイトにも透明パーツを取り付けます。

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●車体の側面にはゲート跡が残るのでナイフできれいに切り取ります。

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●サイドスカートにも切りとったゲート跡が残るのでヤスリスティックなどできれいに整形します。

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●接着したら接着剤が乾くまでテープでしっかり固定しておきます。

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●砲身は紙ヤスリを巻いて合わせ目を消します。巻けないところはペーパーの角を使い合わせ目を消しますが同じ場所ばかり削ると形が歪んでしまいますので、砲身を回し削る場所を変えながら整形していきます。

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●さて、次が砲塔後部のバスケットの工作です。説明書の原寸大型紙に合わせメッシュを切り取ります。

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●この工作にはダイソーで売っている100円の「のりスプレー」を使います。スプレー式の貼って、剥がせるのりです。

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●説明書の型紙をコンビニで原寸大コピーを作ってきました。このコピーにのりスプレーを吹き付けます。結構飛び散るのでこれを使う方は新聞紙など敷いて気をつけてください。

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●のりが乾くと表面が粘着しますのでメッシュを貼付けます。これを型紙ごとハサミで切り取ります。

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●前回記事の修正です。申し訳ありません!メッシュ部分の網目が車体と平行になってしまっていました。ちゃんと型紙でも網目は45度の角度になっていますが、思い込みで工作を進めてしまいました。ジャンクパーツの中にメッシュがあったのでまた新たにやり直しです。

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●各パーツにメッシュを貼付けバスケットが完成です。

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●こちらが正しい貼り方です。もう一度部品をバラしてやり直ししています。

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●撮影前にサーフェーサーを吹いてしまいましたがこんな感じです。

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●機銃の銃口が塞がっているので穴を開けます。ナイフの刃先で銃口の中心に傷をつけます。

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●ナイフの傷をたよりにピンバイスで穴を開けます

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●簡単な工作ですが穴の開いた銃口はリアル感が増ます。

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●履帯はプラモデル用接着剤で接着できます。乾くまでしっかり押さえておきます。

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●戦車兵のフィギュアはナイフの刃先を使いパーティングラインを消します。

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●ワイヤーロープの取り付けは塗装がある程度進み、シャーシと車体を取り付けてからになります。

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●車体の組み立てがほぼ終わりました。ハッチの裏の突き出しピン跡(丸い窪み)や砲塔装甲の僅かなすき間を埋めるのにパテう少し使いました。

次回から塗装にとりかかます。

1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.329 陸上自衛隊 10式戦車 35329
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10式戦車を作る1
プラモデル制作の過程を紹介してきたこのブログですが、色々な事情で制作のペースがめっきり落ちてしまいもう1年半以上制作記事を更新していませんでした。スペースシャトルの制作記事もまだ途中ですが、これを完成するのを待っていたら更に更新が遅れそうです。久しぶりにすぐに完成させたいキットが発売されましたので、これを機会に再開してみようと思います。スペースシャトルもちょっとだけ制作を再開させました。参考にして制作を初めた方にはご迷惑をおかけしておりますが、もちろんこちらもちゃんと最後まで完成させて記事を完了させたい思っています。

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●今回制作するのはつい先日タミヤから発売され戦車模型ファンの間で話題になっている自衛隊の最新鋭の戦車、10式(ひとまるしき)戦車です。先の自衛隊戦車「90式」戦車と比べかなりの軽量化に成功して、抜群の機動力と射撃精度を誇り更に高い防御力、ネットワークシステムを備えた現代使用されている世界の戦車の中でも間違いなくトップクラスの戦車です。まだ各部隊はの配備も始まったばかりで改良の余地がありキット化にあたってのタイミングが難しかったのではないかと思いますが、自分を含め戦車模型ファンにとっては今回のキット発売は大変嬉しい事です。

制作の前に動画で10式戦車の機動力を見てみましょう。


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●このキットを組み立てるのに使用する最小限の道具です。このキットが初めての作る戦車、初めての作るプラモデルという方もいらっしゃるかと思いますので道具について詳しい事を知りたい方はこちらの記事を参考してください。「プラモデル制作に必要な工具」
左前に写っているグレーの道具はヤスリステックという紙ヤスリを硬質ベースに貼付けた製品で、大変プラモデル制作には便利に使える道具です。価格も300円ほどと手軽な価格で目の荒さも各種揃っています。写真では320番の荒さのものが写っていますが、戦車模型にはまず400番のものを揃えておくと便利に使えます。

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●作り始める前に組み立て説明書に目を通してだいたいの制作の流れを掴んでおいてください。このキットには組み立て説明書の他に実車の解説とカラーの塗装図が付属しています。迷彩模様の塗装もこのカラー図のおかげで色分けがスムーズに進みます。

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●まずは転輪から組み立てます。動力をキャタピラに伝える「歯」を間違えて切ってしまわないようにしてください。

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●このドライブスプロケット(起動輪)は部品ギリギリが切り取るのが難しいですが、無理をしてニッパーを入れなくともこの写真のように「ゲート」を少し残して切り取ってください。

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●後からもう一度ニッパーを入で切るかナイフでゲートを切り取ります。

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●転輪の左右のパーツを接着する前にポリキャップを忘れずに入れてください。これがないと転輪がしっかりはまりません。

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●全部で10個あるロードホイールはいちいち部品をランナーから切り離した跡(ゲート跡)を処理するのは面倒です。まず左右のパーツを先に接着してしまいましょう。

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●ポリキャップに接着剤を付かないように注意して左右の転輪を接着します。

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●左右のゲート跡もなるべく揃えておきます。これを一気に整形してしまいます。

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●ヤスリスティックでゲート跡を消しながら整形します。ロードホイールの一番外側はゴムできています。キャタピラに接する面は摩耗しますのでヤスリスティックでなるべく平坦にします。

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●少々荒くても塗装してしまえば気になりません。

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●前方のアイドラーホイールは形は他の転輪と同じですが厚みが少々薄くなっていますので間違えないように取り付けてください。

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●サスペンション類は先に部品を取り付け、すき間に接着剤を流して接着しました。

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●転輪と前部のフックを取り付けてシャーシ部分の完成です。この部分は完成後かなりの部分が隠れてしまいますので、接着剤の飛び出しや甘いゲート跡処理などあまり気にせず工作を進めましょう。キャタピラを履かせるのはもうしばらく後にします。
次回に続きます。


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