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チョー初心者のためのプラモ講座 2011年07月
チョー初心者のためのプラモ講座
プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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ダーティーカー(汚れた車)を作る
カーモデルと言えばまず最初に思い浮かべるのツヤツヤ、ピカピカのボディ塗装という方は多いのではないかと思います。美しい塗装仕上げのための工程にはクリア吹き、研ぎ出しといった作業がありますがミリタリー系モデラーの中にはそういった一連の工程を難しく感じたり面倒に思ってカーモデルを敬遠しているモデラーの方もいらっしゃるかもしれません。
そんな中「アーマモデリング」「モデルグラフィック」誌のライターでAFVモデラーの住友たかひろ氏のサイト「週末模型親父の部屋」でAFVモデラーが作るカーモデルのコンペ「ダーティカーコンペ」が開催され自分も参加させていただく事になりました。この「ダーティカーコンペ」ではツヤツヤ、ピカピカの仕上げは禁止で例えば泥や埃で汚れたラリーカー、放置されて朽ちている廃車や日常の生活で使い込まれた車といった「ダーティカー」をテーマとしたコンペです。
自分もそういったテーマの車には興味があり今まで下の写真のような作品を作ってきました。ボディ塗装にはあまり細かい神経を使う事なくカーモデル制作が楽しめます。

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今回はダーディーカーコンペの出品作品の塗装を中心にした制作過程を通じて、カーモデルを敬遠しがちなミリタリー系モデラー、そしてつや消し、汚れ塗装に縁がなかったカーモデラーに「ダーディーカー」という形でカーモデル制作を楽しんでいただく参考になるような記事にしたいと思います。

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●今回はキットの制作過程はスキップしていきなり塗装前のサーフェーサー吹き後の過程からです。車単品ではなくガソリンスタンドの一角を切り取ったジオラマ(ビィネット)として制作します。キットは米レベル社の1/25スケールの64年製シボレーピックアップで、仕上がりイメージとして砂漠の小さな街を巨大ミミズのような生物が襲うB級映画「トレーマーズ」で街の雑用をひきうける「よろず屋」の主人公達が乗っていたピックアップトラックをイメージしています。そのトラックは荷台に道具や荷物を満載して砂漠の街で長年使われた味のある汚れ具合が忘れられません。映画同様この車も修理、雑用をなんでもひきうける「よろず屋」の車として荷台には色々な物をゴチャゴチャ載せてみたいと思っています。

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●スタンドのガスポンプとしてDoozy!modelworksのレジンキットを購入しました。このDoozy!の奥川泰弘氏はこのダーティーカーが登場するジオラマ作品の第一人者でご自身のブログでも素晴らしい作品の数々とその作品の制作過程が紹介されていますのでぜひご覧ください。

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●ご自身の作品に登場するジオラマ小物をキット化した製品です。

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●ポンプ本体はインジェクションと呼ばれる普通のプラモデルキットと違いレジンという樹脂を型に流し込んだ成型品です。接着はプラモデル用接着剤ではなく瞬間接着剤を使いますが塗装は普通のプラモデル用塗料が使えます。

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●ボディ、シャーシの塗装の前に下塗りとしてクレオスのレッドブラウンの缶スプレーでくまなく塗装しました。今回ボディ色は明るい色で塗装します。ダーティーカーの場合ボディ色は鮮やかな発色よりも少しくすんだ状態にしたいので暗い色を下塗り色として選びました。

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●ボディ色はクレオスのラッカー系塗料エアスペリオリティーブルーをそのまま使います。

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●ボディの塗装を終え屋根はフラットホワイトで塗装しました。

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●「よろず屋」の車として分かるように車のドアに文字を入れてみます。家庭用インクジェットプリンターでデカールが作れる用紙を使い自作のデカールを制作します。

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●JACK OF ALL TRADESの文字をパソコンで組んでみます。何でも屋 よろず屋という意味だそうですがこの文字をAdobe Illustratorを使いレイアウトしました。このAdobe Illustratorは自分にとっては大切な商売道具ですが高価なプロ用のソフトで趣味で使う程度では購入はお勧めできません。文字のレイアウトだけでしたらフリーソフトで使えるものが色々あるかと思いますので探してみてください。

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●A4サイズをそのまま使ってはもったいないのでハガキサイズに切って使用しました。プリント後しばらくしてから水で文字が滲まないようにクレオスの缶スプレーのクリアーをひと吹きしてデカールの表面をクリアーコートしました。

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●クリアーが乾燥したら普通の水転写デカールと同じようにしてドアに貼りました。

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●一日ほど置いてデカールが乾燥したら荷台も含みボディ全体に同じくクリアーを吹きます。なるべくデカールをクリアコートして段差を無くし違和感を抑えたいと思います。

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●クリアーを2度ほど吹き重ねてよく乾燥させてからデカールとボディの段差がなるべく少なくなるようペーパーで整えます。

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●その後もう一度クリアー吹きクリアコート完了です。そして仕上げとしてツヤ消しトップコートを吹きツヤを整えボディ色の塗装終了です。

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●窓わくを塗り分け次回からウェザリングにとりかかります。
次回に続きます。


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夏休みに作ろう!恐竜ジオラマ
夏休みになると恒例のイベントとして科学館やデパートなどあちらこちらで恐竜展が開かれます。やっぱり子供は恐竜好き!精神年齢だけがあまり成長していない自分も恐竜展と聞くとななんだかワクワクしてきます。
地元名古屋の本社がある陶器メーカーとして有名なノリタケの施設「ノリタケの森」でも夏休みのイベントとして恐竜が展示されていると聞いて見に行ってきました。3体だけとちょっと寂しいですが近くに寄ると突然鳴き声がしてびっくりしました。

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さてこのブログでもタミヤの恐竜世界シリーズのキットを制作した恐竜ジオラマを毎年制作してきました。今年は新たな制作の予定はありませんがいままでの作品をまとめてたこの記事を作ってみました。これからお子さんと一緒にプラモデル作りを考えている方はぜひ参考にしてください。

恐竜プラモデルは自由な発想で作れる楽しいホビーです。「この記事のように作らなければならない」とか「この色で塗らなければならない」という事は全くありません。しかし制作の流れや材料の使い方などなにか制作のヒントとしていただけると幸いです。

またこのサイトでは陸、海、空の乗り物からお城、キャラクターなどあらゆるジャンルもプラモデルの制作記を公開しています。お探しの情報がありましたらカテゴリーやユーザータグから探してみてください。


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●恐竜ジオラマを作る トリケラトプス情景セット

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●恐竜ジオラマを作る ティラノサウルス情景セット

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●ブラキオサウルスの情景を作る。

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1/350艦船模型 最上の制作4
かなり長い時間がかかってしまいましたが今回で完成です。
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●艦載機を組み立てます。実際に搭載される機は最大で8機だったそうですが11機まで搭載できたそうで、塗装図にも11機搭載されて姿が描かれています。ここは模型ですので賑やかに11機搭載しようと思います。

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●塗装はタミヤアクリルの明灰白色と暗緑色2を使いますが、機体上面と下面をマスキングなしでおおまかにエアーブラシ塗装します。

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●細かい塗り分けは筆塗りで行います。

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●塗装後のデカール貼りはいきなり全部を水に浸さずに必要な分だけを少しずつ切り離し使うようにします。

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●キャノピー用のデカールはそのままではなかなか曲面になじみにくいので「マークフィット」というデカール軟化剤を使い曲面になじませて貼ります。このデカール軟化剤はあまり細かいデカールに使用すると溶かしてしまう事もありますので注意が必要です。少量ずつデカールの様子を見ながら使用します。

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●砲塔の日の丸も表面の凹凸になじませるためデカール軟化剤を使いました。

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●綿棒などで水気を吸い取りながらゆっくり馴染ませていきます。

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●翼の前縁などデカールが馴染みにくい部分はちょっと後ろにずらして前縁部分は黄色を筆塗しました。

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●デカールの余白やちょっと後ろにずらした部分は機体色で修正しました。


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●デカールをよく乾燥させてからデカールをしっかり定着させてためにクレオスの缶スプレーのクリアーを一吹きしました。塗料が少し溶けてデカールがしっかり密着しますが本来ならアクリルを塗った上からラッカー系の塗料を塗るのはタブーとされています。しかし経験を重ねると「ちょっとくらい吹いちゃってもいいかな?」とこういった裏ワザ的な事をする場合がありますがもちろんそれなりのリスクもついてきます。

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●水性のつや消しトップコートを吹いてツヤを整えます。デカールの余白も目立たないようになり違和感がなくなりました。今回は成功ですが水上観測機のデカールを一部貼り忘れ後でクリアーとトップコートを吹き直すハメになります。

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●砲塔のデカールも馴染ませようと同じようにラッカー系のクリアーを吹きましたがこちらはトラブルです。デカールのふちが縮んでしまいました。

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●筆で白の塗料を塗り修正後トップコートでツヤを整えます。アクリルの上にラッカー吹きはこのようなトラブルがおこる可能性が高いのである程度トラブルに対処できる方でないとおすすめできません。

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●運搬台車はエッチングパーツが用意されています。エッチングパーツ用の道具を使いパーツを曲げます。

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●側面を先に曲げて組み立て瞬間接着剤で接着していきます。エッチングパーツは曲げる方向を間違えて反対方向に曲げ直すと簡単に切れてしまいますのでよく曲げる方向を確かめてから工作してください。

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●塗装は両面テープに部品を貼付け一度に塗ります。

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●内火艇は船体、甲板をエアーブラシで塗り分けました。細かい部分は筆塗りです。

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●キャンパス地は塗装指示ではフラットホワイトが指定してありますがほんの僅かのベージュ系の色(今回はタミヤアクリルの木甲板色)を混ぜて塗装しました。

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●さて船体の塗装に戻りますが煙突、マストの塗り分けを忘れていました。本当は船体に組む前に塗っておくと塗り易かったのですがこの状態でマスキングします。

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●複雑な形状の煙突ですのでマスキングが不十分な場所も出てきます。この後筆塗りで境界線を修正します。

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●次はウェザリングにとりかかります。ウォッシングという塗装ですがエナメル溶剤でフラットブラックを薄め船体にまんべんなく塗っていきます。スケールを考えてかなり薄めの塗料です。

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●甲板も艦載機を載せる前にウォッシングします。

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●次にウォッシングに使った塗料に油絵の具のバーントシェンナ、ローアンバーというた茶系の絵の具を少量混ぜて船体に汚しを施します。

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●一度に濃い色を塗るのではなく薄い塗料を何度も重ねていくように塗っていきます。

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●窓の一つ一つにスミ入れします。

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●この写真では分かりにくいかもしれませんが汚しは少し控えめに仕上げました。

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●ウェザリングが済んだら艦載機を接着していきますがこの行程がこのキット一番の難関かもしれません。多数の機体をきれいに整列させて接着するのはなかなか大変です。
エッチングパーツを使用しているので瞬間接着剤で接着していきますがいきなり瞬間接着剤を使うと位置の微調整ができません。まず接着後の修正がし易いクリアボンドで機体と運搬台、運搬台を船体へと仮接着します。

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●船体に取り付ける前にプロペラパーツを取り付けておきます。

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●機体を整列して並べてみて各機体の位置や角度を整えます。

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●位置が決まったら伸ばしランナーを使い瞬間接着剤を塗り機体をしっかり接着します。

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●仕上げ前に展示台も取り付けました。展示台はフラットブラックで塗装してあります。

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●最後の仕上げにウェザリングマスターのEセットのグレイをで軽くドライブラシしてエッジを強調します。破損事故予防のため取り付けていなかった機銃など最後に取り付け完成です。

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●スクリューですが塗装のため持ち手付きクリップにはさんで塗装していたらパチッという音がして一個が飛んで行き行方不明になってしまいました。部屋を大掃除しても結局見つからずカスタマーサービスに部品請求しました。

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●このイラストは以前モデルアート別冊のプラモマニュアルのために描いたイラストですが正にこういう状況になりました。改めて慎重な部品管理の大切さを思い知った次第です。


さてこの最上ですが順番にビスで留めていくと船体が気持ち良いくらいピッタリ組み上がり、組み立て易さ重視のタミヤ製品の魅力を十分に感じる事ができます。とにかく敷居が高く感じる1/350スケールの艦船模型ですが最近のタミヤ艦船シリーズはそんな先入観をちょっと変えてくれるようなキット内容だと思います。
なくしたスクリューのパーツが届いたら写真を撮り直しますがとりあえず完成写真をアップしました。クリックで拡大します。

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さて次回からは住友たかひろ氏のサイト「週末模型親父の部屋」で開催されている模型コンペ「ダーティーカーコンペ」に参加しておりまして使い込まれたつやの無い汚れた車の制作をしています。この汚れた車の塗装方法を中心にジオラマアクセサリーを使用したジオラマ作品の制作過程を紹介していきたいと思います。

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