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チョー初心者のためのプラモ講座 2009年09月
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チョー初心者のためのプラモ講座
プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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タミヤ1/48 F15Jの制作6
今回はデカールを貼ります。細かい注意書きのデカールも多いですのでじっくり時間をかけるつもりで取り組んでください。
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●細かいデカールが多いので迷彩模様の型紙を作る時作った拡大コピーを見ながらデカールを貼っていくと効率的です。貼ったデカールの数字をペンでチェックしていくと貼り忘れを防げます。

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●その前に空中給油リセプタクルと呼ばれるらしいですが、その部分の塗り分けを忘れておりましたのでマスキングゾルとテープを使い塗り分けます。指定ではメタリックブルーとありますが写真を見ると青竹色に近い感じがしましたでその色で塗りました。

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●さてデカールを貼っていきますが間違っても台紙ごと水につけないでください。デカールを貼ろのは結構時間がかかります。水につけてしまうとその間にデカールがみんな水に浮いてきて大変なことになってしまいます。少しずつ台紙から切り出しすぐに貼る分だけを水に付けましょう。

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●水につけて全体に水分がしみ込んだらすぐ取り出します。いつまでも水に浸していると台紙から剥がれてきます。

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●1、2分で台紙からデカールが浮いてくるので台紙ごと貼る場所に持って行きデカールをそのままスライドさせ貼ります。

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●ティシュペーパーなどで軽く押さえて水分を吸い取ります。

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●細かいデカールはピンセットを使い貼り、綿棒を使い水分を吸い取ります。

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●ある程度時間を置いて完全に乾く前になるべく余白を切りとっていきます。余白部分が光るシルバリングという現象を防ぎデカールを貼った部分をなるべく自然に見せるためです。

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●シルバリングはデカールと塗装面の間の僅かなすき間に空気が入るのが原因です。余白を切りとれる部分も限界がありますし文字の部分も光ってしまうこともあります。

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●そんな時にはこのマークセッターというデカール定着剤を使い密着させるようにします。

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●蓋についている筆で少量デカールに塗り綿棒などで軽く拭き取りながら塗装面に密着させていくとほとんどデカールの段差が気にならなくなりシルバリングも防げます。

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●しかしデカールを軟化させる性質があるので注意が必要です。ライン部分のデカールが溶けてしまいました。塗り過ぎに注意してください。

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●定規が使いにくい場所ですがなんとか溝引きで修正しました。

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●ちょっと離れてみるとなんとかごまかせます。

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●デカールが乾燥するまでミサイルを作ります。先回黒く塗ったラインをマスキングしますが1ミリ幅のマスキングテープや写真のようなマスキングシートがあると便利です。もちろんちょっと面倒ですが普通のマスキングテープを1ミリ幅にカットして使っても問題ありません。

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●ラインの場所に貼り塗料が入り込まないようしっかり押さえます。

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●ミサイルの塗装ができました。白を塗装する前にサーフェーサーを軽く一度吹き黒を抑えました。

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●脚部も作っていきますがこのキットは強度を上げるために中に金属線を挟むようになっています。大きな機体を細い脚で支えるわけですからこういう配慮はありがたいです。

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●デカールを貼った後ツヤ消しトップコートでツヤを整えますのでノズル周辺のメタリック部分はマスキングしておきます。この部分にも貼るデカールも少しありますがここは最後にマスキングテープを剥がしてから貼ります。

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●残るは座席とキャノピー部分だけです。次回完成です。

タミヤ1/48 F15Jの制作1
タミヤ1/48 F15Jの制作2
タミヤ1/48 F15Jの制作3
タミヤ1/48 F15Jの制作4
タミヤ1/48 F15Jの制作5
タミヤ1/48 F15Jの制作7

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本の宣伝です。3
また本の宣伝ですが本日モデルアート社からプラモマニュアルシリーズの第三弾となる「教えて!プラモの塗装表現あれこれ」が発売になりました。
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今回はウェザリングを中心に塗装表現の色々を解説した本になっています。基本塗装のやり方はわかるけど更にリアルな塗装に挑戦したいという方にお勧めです。

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自分はタミヤのイ400の記事を担当しました。

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ネコキャラは今回も派手に失敗をやらかしています。

今日から書店の店頭に並んでおりますので見かけたら一度内容をご覧ください。またプラモマニュアルシリーズは今までアマゾンでは扱いがありませんでしたが、今回から扱いが始まったようですのでこちらからも購入していただけます。


ビッグビィで購入する。プラモマニュアル 教えて!プラモの塗装表現あれこれ





タミヤ1/48 F15Jの制作5
今回は機体のスジボリにスミ入れをします。もちろん実機ではパネルラインの内側が黒く塗られているわけでなく、細いすき間の影によって黒く見えるわけですが模型では塗料でこの影を再現してスケール感を出していきます。

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●その前にレドーム(機体先端のレーダーのカバー)を接着しようと思いますが、機体との合がいま一つです。平な場所にペーパーを敷きレドームの接合面をスリ合わせます。

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●接着してしまうわけですので邪魔なレーダーの部品は取り付けません。同じく機体側の接合部もスリ合わせします。

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●普通ラッカー系塗料で塗装した後のスミ入れにはエナメル系塗料をエナメル系溶剤で薄めて使われることが一般的です。しかし自分は最近エナメル塗料の希釈に使うことが多くなった油絵の具用の溶剤「ペトロール」を今回も使ってみます。エナメル溶剤はプラを侵して思わぬハプニングを起こすことがありますが、今回のようにスジボリのスミ入れに使う程度でしたらあまり心配ないと思います。自分が最近ペトロールを良く使うのはプラ素材を侵すリスクが少ないというよりも、きれいに拭き取れる、シミになりにくい。 という気がするといった程度のこと使っています。必ず「ペトロール」でないとダメというわけではありませんのであまり気にしないでください。

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●空気取り入れ口、排気口などのパネルはちょっと濃い目の塗料でスミ入れしておきます。

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●スジ彫りにはもう少し溶剤で塗料を薄め、塗料というよりも色の着いた溶剤という感じのものを使います。溶剤を含ませた細い筆の先端をスジボリに触れさせると毛細管現象で溝にスミが流れていきます。

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●同じように溶剤で薄めた塗料を使うテクニックに「ウォッシング」というものがありますが「ウォッシング」は表面全体を「洗い塗り」するのに対してスミ入れはスジボリの部分だけにスミを流していきます。多少はみ出してもあとで拭き取ればよいのでどんどんスミ入れしてください。

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●ある程度スミが馴染んだら完全に乾く前にはみ出したスミを溶剤を含ませた綿棒などで拭きとります。スミ入れの面積が大きい時は部分部分に分けてスミ入れ、拭き取りを繰り返していくと効率的です。自分はこの拭き取りには綿棒ではなくガイアノーツというメーカーのフィニッシュマスターという製品を使っています。一見単純な道具ですが大変使い易く、きれいに拭き取れます。下の写真か文字をクリックしていただくと商品概要を読んでいただくことができますが、値段も手頃でお勧めの商品です。模型屋さんで見かけたら一個買っておくと便利に使えます。




あみあみで購入する。 ガイアノーツ G-06 フィニッシュマスター 



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●上面のスミ入れが終わりました。つや消しで塗装するとツヤあり塗装ほど塗面が滑らかでないのでどうしても塗料がしみ込んでしまいフィニッシュマスターを使っても完璧にスミは拭き取れません。しかしほどよくスミが全体に馴染み軽いウォッシングのような効果が出せました。

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●増槽も接着して下部もスミ入れが終わりました。車輪の収納庫中もスミを入れました。

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●スミ入れによって立体感も増していよいよ完成の姿が見えてきました。次回はデカール貼りです。

タミヤ1/48 F15Jの制作1
タミヤ1/48 F15Jの制作2
タミヤ1/48 F15Jの制作3
タミヤ1/48 F15Jの制作4
タミヤ1/48 F15Jの制作6
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タミヤ1/48 F15Jの制作4
久しぶりの更新です。先月はたった2回の投稿になってしまいました。このご時世に仕事を沢山いただけるのは嬉しい事ですが一度に集中するとなかなか大変です。まだいろいろゴタゴタしていて大変お待たせしてしまいましたたがちょっとしか進んでいません。

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●エンジン周辺の部分は先回説明書の塗装指示どうりにガンメタルでと塗装しましたが、実機の写真を見るとそれほど暗い色ではなくシルバーに近い色のようなので、再びマスキングし直しシルバーを吹き重ねました。また一緒に車輪の格納庫もマスキングしてホワイトに若干のフラットホワイトをまぜて半ツヤにして塗装しました。

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●ノズル部分は逆に少量のブラックとレッドブラウンを混ぜて暗く赤味を加え機体のシルバー部分との色の差をつけました。

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●コクピット部分もマスクして塗装します。

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●車輪収納庫のカバーですが表側は機体を塗装する時、一緒に塗装しました。

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●厄介なのは裏側です。リベットの間や凹みに突き出しピン跡がしっかり残っています。

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●最近模型屋さんで見かけるようになった「ペンスクレーバー」というものを購入して使ってみました。極薄の平ノミのような道具で盛りパテや溝の中をカキ取って成型するするための物ですが、それでもリベットの間のピン跡をきれいに消すのはなかなか難しいです。

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●それほど目立つ部分でもないので一部はピン跡をそのまま残すことにしました。

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●ミサイルには細いブラックのラインが入りますが、本体のホワイトを塗装してからラインを塗り分けるよりも、ライン部分をマスキングしてミサイル本体の色を塗ったほうが塗り易そうなのでまずはラインの部分を塗りました。今回はこれだけです。F15の制作は次回に続きます。

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テレビコマーシャルなどでご存知の方も多いと思いますが講談社よりNゲージジオラマ製作マガジン「週間鉄道模型 少年時代」が創刊されました。前回のこのシリーズ「昭和の鉄道模型を作る」に比べると今回は照明ユニットや音声ユニットが加わり更に楽しそうです。以前から小さな鉄道模型のレイアウトを作ってみたいと思っていましたがこの創刊を機会に挑戦してみようかと思います。プラモデルとは少しジャンルが違いますし、今でさえ色々な模型に手を出し過ぎで収拾がつかなくなってしまいそうな状態ですが、このシリーズは全75号で終了まで一年半ほどかかるそうです。のんびり少しづつ作るのも楽しそうですのでこのブログでも時々制作状況を報告したいと思います。

タミヤ1/48 F15Jの制作1
タミヤ1/48 F15Jの制作2
タミヤ1/48 F15Jの制作3
タミヤ1/48 F15Jの制作4
タミヤ1/48 F15Jの制作6
タミヤ1/48 F15Jの制作7


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