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チョー初心者のためのプラモ講座 2008年11月
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チョー初心者のためのプラモ講座
プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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2008年 岐阜基地航空祭
来月14日に中京地区のAFVファンの集い「中京AFVの会」が開催されます。今は出品作を制作中ですが間に合うかどうか微妙な状況です。
本業も年末に向けて忙しくなってきて講座の更新もスローぺースになりそうですが、気長におつきあいしていただけると幸いです。
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さて忙しいと言いつつも年に一度の貴重なイベント、岐阜基地航空祭に今年もいってきました。航空祭は実機を真近かで見れる数少ない機会です。模型を作るうえでも大変参考になると思います。
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●ブルーインパルスの飛行展示が始まる頃には厚い雲が会場を覆い、一部省略された演技があったのではないかと思いましたが今年は撮影場所が良くなかなかの写真が撮れました。

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●今年は久しぶりにエアロックのアクロバット飛行も披露されました。先回この岐阜基地でこのエアロックを見たのはアクロバット中の事故で亡くなったロック岩崎さんの演技でした。

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●機体色や汚れ方など塗装の良い資料になります。

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●少し前によく話題になった空中給油機です。さすがに大きいです。

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●F15のエンジンです。こんなに近くで見る事ができます。

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●E2-Cももうすぐハセガワから新製品が発売されるので細かい部分を撮影してきました。

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2号戦車A~C型の制作2
今回のキャタピラの取り付けです。初めて戦車を作る方にとってはこのキットのようにコマをつなぎ合わせて組み立てるキャタピラはなかなか難しい行程になるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単に組み立てることができると思います。


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●自分は普通AFVモデルを作る時は全部組み立てが終わってから塗装することが多いです。エアーブラシで塗装する場合は足回りを組み立てた後の転輪の間など、僅かなすき間でも塗料を吹き付け隅々まで塗装することができますが、もし筆塗りや缶スプレーで塗装する場合は足回りなどの複雑な部分を組んでしまうと筆が入らなかったりして塗りにくいものです。
そこで最近模型雑誌などで紹介されている方法を試してみたいと思います。転輪はすべて接着せずにはめ込むだけにします。上部転輪は接着しないとすぐに取れてしまうので両面テープで仮止めします。

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●ランナーからキャラピラの部品を切り離しゲートをしっかり切り取ります。

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●部品A27を手で曲げてカーブを少しつけます。左はキットそのまま、右は曲げたものです。あまり力を入れ過ぎると割れてしまいますので慎重に少しずつ曲げていきます。

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●この部品は組み立てると矢印の場所になります。キットの部品そのままでは直線的になってしまうので丸みとつけて自然なカーブを作るためです。

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●切り離したキャタピラの部品はつなぐ順番に並べます。

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●接着剤をつけてどんどん接着していきます。

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●下部のキャタピラを繋げて、最後に部品A27を取り付けます。

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●部品A27の山の頂点を上部転輪に合わせます。最後に誘導輪の上で輪につなぎます。

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●つなぎ目にすき間がないか確認してください。もしすき間があったらピンセットで押さえて瞬間接着剤でずれないようにしっかり固定します。

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●全部の転輪をキャタピラに接着します。

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●接着剤がよく乾いたら転輪ごとキャタピラを抜き取ります。こうすれば筆で塗装する方も塗り易いと思います。

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●左右のキャタピラを取り付けました。自分はエアーブラシで塗装しますのでこの時点で転輪はサスペンションに接着しました。上のように抜き取りせずに塗装する方は最初から転輪を接着しても良いですが機動輪(前方の歯のついている輪)はキャタピラを取り付けるまで接着せず、回るようにしておいた方が微調整ができてキャタピラを付け易いです。

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戦車模型を作る 2号戦車A~C型の制作1
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今回から実際にキットを制作しながらAFVモデルの制作の流れを解説していきたいと思います。今回制作する2号戦車A~C型というのは第二次大戦初期に活躍したドイツの戦車で、タミヤのキットは2008年7月に発売された最新の製品です。組み立ての部品数はそれほど多くなく当時のドイツ戦車はグレーの単色で塗られていたので複雑な迷彩模様で塗装する必要もありません。1/35の戦車模型の入門用としてお勧めのキットです。A~C型というには生産時期により区別されたA型からC型までを選んで作ることができますがシャーシ番号によって分けられるだけで外見上の違いはほとんどないということです。しかしC型は一部の部品が違うようです。説明書をよく読みながら制作を進めてください。

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●組み立てに関してはさほど難しい箇所はないかと思いますが、初めて制作される方にはキャタピラの取り付けがネックになるかもしれません。このキットではいくつかのパーツを接着しながら車輪に装着する部分分割の方式がとられています。現在のタミヤ製品はこのタイプのものが多くなっています。

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ここでまた「はじめてのキット選び3 (戦車模型編)」で解説したことと重なりますが、現在のキットのキャタピラ部品事情をちょっと解説してみたいと思います。初めて作るキットを選ぶ時に参考にしてください。
最近の戦車模型では組み立て易さよりもリアルさを優先して、海外のキットを中心にキャタピラを一コマ一コマ組んでいく連結式と呼ばれるものが多いです。上の写真は中国のメーカー「ドラゴン」社のパンサー戦車のパーツですが、一コマづつランナーから切り離しゲート処理をして組んでいきます。パーツ同士連結していきますがそのままではちょっと動かしただけで外れてしまいますので接着剤での接着が必要です。作り方のコツがあり両面テープでパーツを貼りながら連結します。そして流し込みタイプのプラモデル用接着剤で接合部を接着して接着剤が固まる前に両面テープごと転輪に巻き付け最後に両面テープを剥がします。
このようにこのタイプのキャタピラのキットは大変組み立てが面倒で慣れも必要です。いくら好きな戦車のキットが見つかったとしても初めて作るプラモデルではこのようなキットの選択はお勧めできません。

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上の写真はベルト式と呼ばれる昔からあるタイプのキャタピラです。一カ所をつないで輪にして転輪に巻きつけるだけでかんたんにキャタピラを履かせることができます。昔のタイプは連結部に通したピンの頭を先を熱したドライバーの先で溶かして輪にする焼き止めタイプが主流ですが今はプラモデル用接着剤で接着してつなぐことができます。
写真上のベージュ色のキャタピラは連結式で紹介したパンサー戦車と同じくドラゴンの製品ですが最新の金型技術により連結式と同じような精密なデティールが再現されています。
ただこのベルト式はそのまま履かせただけでは転輪から浮いてしまったり、キャタピラの重さによる自然な垂れ下がり具合が表現できなのでひと手間加える必要があります。
今回のタミヤのキットののような部分連結のパーツは組み立て易さとリアルさのバランスを考えられたようなパーツだと思います。

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●2号戦車の上箱の裏にはエッチングパーツとデカールが貼付けられていますので確認しておいてください。

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●説明書の順番に従い作っていきます。戦車は転輪の数が多く大変ですが接地面のゲートやパーティングラインをきれいに整形してください。

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●転輪の中には忘れないようにポリキャップを組込んでください。

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●機動輪の裏の押し出しピン跡(丸いくぼみの部分)をペーパーで消していきます。

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●サスペンションのパーティングラインも丁寧に削り取ります。

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●機動輪、誘導輪基部、サスペンションを接着します。

次回に続きます。

戦車模型を作る

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戦車模型を作る
今回から戦車を中心としたミニタリーモデルについて取り上げていきたいと思います。模型の世界ではこの分野をAFVと呼んでいます。AFVとはArmored Fighting Vehicle(装甲された戦闘車両)の略で戦車、装甲車などを指す言葉ですが模型の世界では装甲されていない軍用車、軍用トラック 大砲、兵士のフィギュアまで含めてAFVというジャンルにまとめられており本文でもミニタリーモデルをまとめてAFVと呼ばせていただきます。
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「初めてキット選び」で解説した事と重複してきますが今回はこのAFVモデルの魅力を解説したいと思います。
戦車や装甲車などAFVは戦争に使うために開発された乗り物で殺戮の道具です。そういった物の模型を作ったり集めたりすること自体に嫌悪感を抱く方も多いかと思います。しかし模型の世界では古くから人気のあるジャンルで多くのファンがおり毎年日本の各地で「AFVの会」というAFV模型のファンの集いが開催されています。AFVに対する思いは各個人いろいろあると思いますが今回は模型としてのAFVの魅力について自分の考えを書いてみます。

自分がAFV模型に興味を持った原点は「サンダーバード」にあると思います。サンダーバードは皆さんご承知かと思いますがイギリスで制作された人形劇による特撮テレビ番組です。毎回登場する国際救助隊のメカやゲストで登場するスーパーメカ、なにげない日常の乗り物までがリアルに汚れていて、ピカピカに光っていた重量感のない日本の特撮メカとの違いが衝撃的でした。キャラピラの付いた車両も多数登場しオイルで汚れた転輪や砂を巻き上げ車体を汚しながら走るメカを見て自分もこんなリアルな模型が作りたいと思うようになりました。

そしてその当時タミヤのミニタリーミニチュアシリーズというその欲求に答えるような模型が次々に魅力的な製品を発表して自分も戦車模型やジオラマ作りにハマってしまいました。
戦車だけでなく兵士のフィギュア、ドラム缶やジェリカンなどのアクセサリーパーツも充実し、サンダーバードの世界観を自分でも作れる環境が整ってきたように思ったのです。

もちろんまだまだそこまでの表現には到達していませんが今は工作や塗装を駆使して重さ数十グラムのプラスチックを数十トンの鉄の固まりに見えるよう表現したり、そのAFVがこんな環境で使用されてこんな風に汚れているんだ。という表現を考えるのが楽しいのです。
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そして昔は「汚し塗装」と呼ばれていた使用感を表現するAFV模型一般によく使われる塗装法は今は「風化」を意味するウェザリングという言葉で呼ばれています。このウェザリングはAFV模型に限らず他の分野でも表現の幅を広げるにも大変重要なテクニックだと思います。
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今回からの「戦車模型を作る」のカテゴリではAFV模型を作りながら塗装を中心に模型表現の幅を広げる方法を探っていきたいと思います。「AFVなんて嫌いだ」という方にも他のジャンルで応用できる物も多いかと思いますのでぜひ参考にしていただければと思います。

まずは次回からタミヤの2号戦車を制作から始めていきます。
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本が出ました。
先月22日に紹介させていただいたモデルアート社の「教えて!飛行機プラモ作り方」が8日に発売となりました。書店や模型店で手に取って見ていただくことができます。(残念ながらアマゾンでの扱いはないようです。)
自分は12ページから27ページに渡り「1/48大戦機を製作してみよう」というテーマでタミヤの月光の制作過程を公開しています。
各ライターさんの作例の他に塗料の種類や飛行機模型の塗装法も紹介されていて「飛行機のプラモはどうやって作ったらいいの?」という方にはおすすめの本です。もし気に入ったら購入していだけると嬉しいです。

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自分のプラモ人生初のグラビアページの作例紹介です。
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自分の担当ページはイラストが多めになっています。
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本の背がちょっとカワイイかも?
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この本は表紙にプラモマニュアルシリーズ1とあるようにシリーズ化されて今後各ジャンルごとに本が作られるようです。ありがたいことに次回の本にも声を掛けていただきましたが発売はだいぶ先になります。

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カーモデルの制作9 今回で完成です。
今回でいよいよ完成です。せっかくきれいに磨き上げたボディや透明部品を汚さないようにこれからの作業は手の汚れに注意してください。接着剤や塗料のついたままの手で触ると大変なことになる事もあります。なお今回取り付けるメッキパーツを含めた部品の接着には全てクリアボンドかタミヤエナメルのクリアーを使い、液状で表面を侵すリスクの高いプラモデル用接着剤は使っていません。

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リアライトの透明部品はクリアオレンジとクリアレッドを裏から塗っていきます。完全に中央のオレンジ部分か乾いてからレッドを塗ります。

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オレンジの上にレッドを塗り重ねないでください。

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ライトのレンズ部分の接着はタミヤエナメルのクリアーを接着剤代わりに使いました。メッキパーツにもちゃんと接着できますし乾けば目立ちません。ラッカー系塗料で塗装した面なら少々はみ出してもエナメル溶剤で拭き取れます。

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ウインカーの奥はタミヤエナメルのシルバーを塗り、よく乾いたらクリアーでレンズを接着します。

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ピンセットでもつかむのが難しい細かい部品はナイフの先に突き刺して接着場所まで運びます。

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給油口のふたですが、昔のミニのシルバーというイメージがありまして勘違いして塗っていませんでした。今制作しているミニはボディ色と同じです。本来なら色を塗るまえにボディに接着して一緒に塗装すべきでしたが後からボディ色と同じスプレーを吹きました。面積が小さい部品なので後で塗ってボディと合わせても色の違いは気になりにりくいと思います。

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そういえばワイパーを付ける穴も開け忘れていました。右ハンドルと左ハンドル車では開ける穴の位置が違ってきますが説明書を見ても穴開けの指示がありません。端は穴開けするような印がありますが中央部はくぼみのようなことろに穴を開けるんでしょうか?メーカーにもよりますがスケールモデルの説明書には指示のし忘れや誤記などがあり油断できません。
しかし海外のメーカーに比べると日本のメーカーの説明書はかなり親切な部類です。

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本当はこの穴開けも塗装前の方が良かったですが現物を合わせながら穴開け位置を決めて慎重に穴を開けました。

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ルームミラーにはメタルックを貼りました。

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バックミラーはスプレーで塗装して黒い部分はタミヤエナメルの筆塗りです。

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スミ入れをするかしないかは個人の好みによります。今回はガンダムマーカースミいれ用のグレーを使いました。ツヤ消しのザラザラした塗装面でははみ出したマーカーを拭き取るのは困難ですが今回のようなツルツルクリア仕上げの場合ははみ出したインクは綿棒などできれいに拭き取ることができます。
今回はカーモデル制作の一例を紹介させていただきましたが、ボディ塗装で吹き付ける塗料の量やクリアーの厚み、研ぎ出しでの磨き方などいくら文章や写真で説明しても結局はいくつか数をこなして経験で身につけるしかないと思います。完璧な鏡面塗装はベテランでも大変だと思います。初めてカーモデルを挑戦される方はそこそこ塗装がうまく行ったらあまり深追いせず、まず一つ完成させることを目標に取り組んでみてください。

次回からは戦車模型を取り上げたいと思います。

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カーモデルの制作1 ミニクーパー フラッグルーフ1 
カーモデルの制作2 ミニクーパー缶スプレー塗装のコツ 
カーモデルの制作3 デカールの貼り方
カーモデルの制作4 デカールの貼り方2
カーモデルの制作5 クリアー吹き
カーモデルの制作6 クリアーの研ぎ出し
カーモデルの制作7 ボディの塗り分け
カーモデルの制作8 ウィンドゥガラスの工作

完成写真です。大きなサイズの写真はホームページでどうぞ。

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カーモデルの制作8 ウィンドゥガラスの工作
今回はウインドゥガラスの工作をしながら透明部品の扱いについて解説したいと思います。ここまでくればあともう少しで完成ですが透明部品を接着剤で汚してしまったり、傷がついたりのミスがあると修正が難しい部分なので透明部品は慎重に扱いましょう。透明度が高きれいな窓はモデル全体を引き締めます。

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●まず内装から始めていきましょう。運転席の内部は暗いグレーのようなのでタミヤアクリルのダークグレーで塗りました。


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●説明書の指示どうり塗り分けました。タミヤエナメルのクリアーをメーターの上に流しガラス面のような感じを作りました。キットでは右ハンドル、左ハンドル選べるようになっていますが、今回はヨーロッパ仕様のナンバープレートを使いたいので左ハンドルにしてみます。

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●そろそろホイールにもとりかかります。タイヤに不自然なラインがあるのでニッパーでむしり取りペーパーで整形します。

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●これでシャーシとインテリアはほとんど完成です。タイヤも取り付けました。

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●いよいよ透明部品を切り出しますが、このパーツは他の部品よりも若干固い素材で出来ていますので割れ易いという特徴があります。あまり部品ギリギリで切るとニッパーで切った亀裂が部品にも及ぶ危険があるので、ゲートを残すように切り離します。

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●ゲートはデザインナイフをのこぎりのように小刻みに動かして慎重に切ります。

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●そして今の車はウインドウの周りに黒い部分があります。模型でもその部分を再現するための塗装に取りかかります。部品では塗装する部分は曇りガラスのようになっていますが、その部分を裏から黒く塗っていくわけです。マスキングにはテープを使用しました。もう少し細いほうがよかったですがこの25ミリ幅のマスキングテープが家にある一番細いものなのでこれを使うことのします。

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●曇りガラスのような加工の場所を残して透明部分はすべてマスキングします。曲線は少しづテープを馴染ませていきます。角はアールになっていますがとりあえず無視して直線で交差させます。結構角の部分は適当です。

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●表側にも塗料がかからないようマスキングしてタミヤアクリルのフラットブラックを吹き付けました。

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●角の部分は筆で修正していきます。

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●こういった場面では自分は溝引き定規を使うことが多いです。溝引とは竹の定規、ガラス棒を使い筆で直線を引いたり指先の加減で曲線を引いたりするテクニックです。今のデザイン学校では教えていないと思いますが昔は学校で習いました。こちらで詳しい解説をしておりますのでご覧ください。

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●接着にはプラモデル用接着剤ではなくクリアボンドを使います。プラモデル用接着剤はプラ素材を溶かして部品同士を接着します。もし透明部品やボディにはみ出してしまうとが、垂れ出してしまったりすると修正はなかなか困難でここまで作った後ではダメージが大きいです。ところがクリアボンドはプラ素材を溶かして接着するわけではないので素材を痛めにくいです。また液体ではないので垂れ出すこともありません。

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●爪楊枝の先で接着剤を少しづつ付けていきます。はみ出した接着剤は爪楊枝などの先で剥がしていきます。そしてメタルックを貼った所に接する面には接着剤を塗りません。もし接着剤がはみ出し修正する場合メタルックまで剥がれる可能性がありますのでこの部分には接着剤をつけていません。

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●ウインドウガラスの部品が付きました。

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●そしてシャーシとボディを合体させてみました。ここまで来たらもう完成は近いです。
次回完成したいと思います。

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