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チョー初心者のためのプラモ講座 2008年10月
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チョー初心者のためのプラモ講座
プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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カーモデルの制作7 ボディの塗り分け
今回はピラー、タイヤハウス、スポイラーをフラットブラックに塗り分けます。せっかくきれいに磨き上げたボディですので失敗しないよう慎重に作業してください。使うナイフの刃も新しいものに交換して一番よく切れる状態にしてください。
これが済めばボディ塗装終了です。

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●直線部分はマスキングテープ、曲線部分はMr.マスキングゾル[改]でマスキングしてマスクを切り分けていきます。

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●マスキングゾルを剥がす時デカールも持っていかれる危険がありますのでデカール部分を避けてゾルを塗ります。

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●後部も同様でエンブレムが剥がれないようこの部分だけゾルを避けます。

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●デカールの部分は紙でカバーします。

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●塗り分けが出来ました。今回クリアーがたっぷりかかったツルツルの塗装面ですので少しでも食い付きが良いクレオスのラッカー系塗料を使用しました。

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●マスキングテープを剥がす時デカールを傷つけてしまいました。エンブレムは修正しますがCOOPERはどうしようもありません。あとで剥がします。

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●さてピラーの下の部分はシルバーメッキの部分もありますが、これをまた塗装しようとするとマスキングが面倒です。メタルックという便利な物がありますのでこれを使います。これはのり付きの極薄の箔で貼るだけで簡単にメッキ表現ができます。この商品の発売元のモデラーズと言う会社はカーモデル用のマテリアルを数々販売していましたが、残念ながら先月倒産してしまったのでこのメタルックも模型屋さんの在庫かぎりになってしまうようです。しかし近日ハセガワから同様の商品が発売されるようですので(商品名 トライツール TF1 ミラーフィニッシュ) お近くの模型店ですぐ手に入るようになるかと思います。

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●適当な大きさに切って貼っていきます。綿棒でシワにならないよう伸ばしていきます。

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●ブラックがはみ出た部分がありました。クリアー面ですので爪楊枝の先にテッシュを巻いてコンパウンドで磨くと結構簡単にきれいになります。

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●非常に薄い素材ですので重ねても合わせ目はほとんど気になりません。面ごとに切り分けて貼っていきます。もしシワが入ったらその部分だけ切り取り新しいメタルックを貼り直してください。

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●この作業もよく切れる新品の刃を使ってください。

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●これでシルバーメッキの部分も表現が出来ました。

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●空気取り入れ口はエナメル系のフラットブラックで筆塗りしました。はみ出たらエナメル溶剤で拭き取れます。

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●ちょっと遅くなりましたが内装の部品も塗装にとりかかりました。

次回は窓の透明部品を取り付けていきます。

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カーモデルの制作1 ミニクーパー フラッグルーフ1 
カーモデルの制作2 ミニクーパー缶スプレー塗装のコツ 
カーモデルの制作3 デカールの貼り方
カーモデルの制作4 デカールの貼り方2
カーモデルの制作5 クリアー吹き
カーモデルの制作6 クリアーの研ぎ出し
カーモデルの制作8 ウィンドゥガラスの工作
カーモデルの制作9 今回で完成です。

カーモデルの制作6 クリアーの研ぎ出し
今回はクリアー塗装を平坦に磨き鏡面のようなボディ塗装を作る「研ぎ出し」を中心に解説したいと思います。しかしこの「研ぎ出し」は必ずやらなければならないという物ではありません。先回のクリア吹きで自分が「もうこれで十分きれいじゃないか」と判断されたら無理に「研ぎ出し」をする必要はありません。
クリアー吹きだけでボデイ塗装を終了することは「クリアーの吹きっぱなし」と呼ばれておりこれできれいな塗装面ができればそれに越したことはないのです。

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●デカールの段差が消えるまでクリアーを吹いたつもりでも乾燥するとまだ段差が目立ちます。この段階ではある程度クリアーの層が出来ていますので1500番から2000番程度のペーパーでデカール上のクリア層を削りなるべくボディの面と平にするようにします。

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●クリアーをちょっと吹きすぎて垂れ出しそうな場所もありましたのでもう一度ボディ全体をペーパーで磨きました。

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●「研ぎ出し」にもリスクがつきまといます。クリアーの層が薄くなりがちな角の部分、凹凸の頂点の部分などの塗装が剥げ易いです。矢印の部分は削りすぎないよう十分注意してください。万一塗装が剥げてしまったらボディ色のスプレーの塗料を空き瓶やカップの中に吹いて塗料を取り出し、部分的にエアーブラシで吹き付けるか極細の筆先に塗料を付けて剥げた部分だけに薄い塗料を少しづつ重ねてレタッチします。

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●自分の場合ですがこの後もう一度仕上げのクリアーを一吹きをします。下地が出来ていますのでこのクリアー吹きで相当きれいな塗装面になりました。
もうこれで完成でも良いですが研ぎ出しの説明がありますし、一カ所ホコリが付いてしまったのでこれから研ぎ出しの行程にとりかかります。

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●100円ショップで研ぎ出しに便利そうな爪研ぎがあったので買ってきました。もしこういう物を使う方はくれぐれもまちがって荒い面でゴシゴシやらないよう気をつけてください。せっかくのクリア吹きが台無しになります。使うのは仕上げ用の細かい面のみです。

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●クリアーを吹いた後、研ぎ出しまでの間どれくらい時間をかけて乾燥させるかという問題ですが、これも人によってその日のうちに始めるという方から一週間ほど時間をあけるという方までまちまちで、その人の経験によりやり方があるようです。自分は最後のクリアを吹いて3時間ほどしてから研ぎ出しを始めました。完全にクリアーが乾燥するよりまだちょっと柔らかいほうがやり易いです。

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●注意深く表面を磨きます。

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●ペーパーがけが済んだらコンパウンドと呼ばれる模型用の研磨剤で表面を磨きます。今タミヤからは粗目、細目、仕上げ用の3種類出ていますが細目の物だけでも十分きれいになります。自分は賞品でいただいたハセガワのセラミックコンパウンドがありますのでこれを仕上げ用に使っています。

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●コンパウンドをつけて磨くには布を使いますが模型店で専用のものを買うと高いので100円ショップの眼鏡ふき用のシリコンクロスを使います。表面に傷をつけない柔らかい布でしたらどんな布でも結構です。

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●書き忘れましたがルーフもボディ塗装と同じ行程で磨いていきます。

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●磨くコンパウンドは少量づつ付けながら磨いてください。

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●自分は円を描くよう磨いています。キュキュと音がするようになったら表面の様子を見ながらまた少量のコンパウンドをつけて磨きます。

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●狭い部分は綿棒で磨きますが。ペーパーがけで注意したように表面の塗料まで剥がさないよう十分注意しながら磨いてください。

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●スジボリに詰まったコンパウンドはエアーブラシで水を吹いて吹き出すが爪楊枝できれいに取り除いてください。

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●こんな感じに仕上がりました。研ぎ出しで完璧で美しい塗装面を作るのはベテランモデラーでもなかなか難しいと思います。あまり磨きすぎて塗料まで剥がしてしまっていけません。あまりこだわりすぎるよりもまず完成させることが大切だと思いますので適当なところで切り上げてください。

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カーモデルの制作9 今回で完成です。


本の宣伝です。
先月のブログで模型誌の作例を制作した事を紹介させていただきましたが、掲載誌の発売日が決まり通販サイトや関連書籍で広告も掲載し始めたようですので詳細を少しお話したいと思います。

本の名前はモデルアート社から発売される「教えて!飛行機プラモ作り方」という本です。
内容は宣伝コピーを引用すると
今さら聞けない!? プラモ作りのイロハ教えます。

飛行機プラモを製作する上で直面する様々な悩み、
もっと上手く作りたい」 「失敗したくない」 「そもそも作りかたがわからない」
…そんなモデラーの皆さんへお送りしたいテクニックブックです。

写真やイラストを多用してビジュアル的にも分かり易く、またコンテンツ形式とすること「知りたいところがすぐ探せる」
ようにしてあります。解説はプラモデルをまったく知らない人にも理解できるように配慮しました。もちろん、ベテラン
モデラーの方にも役立つテクニックが満載です。

モデルアートの新定番テクニックとしてぜひお手元にお届けしたい一冊です

という本で私はタミヤの1/48月光を制作しました。

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月光の完成写真です。制作過程を写真で紹介しながら下のイラストのようにネコプラのキャラクターがポイントを解説したり失敗談を披露していたりします。

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模型誌の作例の仕事は初めての事で、本当に皆さんの役立つ情報が発信できたか気にかかるところですが本の発売を楽しみにしています。
モデルアート プラモデルマニュアルシリーズとして11月8日発売予定です。

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カーモデルの制作5 クリアー吹き
今回はデカールを貼り終えた車体にクリアを吹きます。このクリア吹きは塗装面を平坦にして美しいツヤを出すのが主や目的ですが、同時にクリアでデカールを覆うことで塗装面とデカールの段差を消すこと。デカールを空気から遮断し劣化を防ぐという目的もあります。
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●クリアはボディ色の赤と同じくMr.カラースプレーのクリアーを使います。

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●ルーフはフラットブラックで塗ったフチをマスキングで覆いクリアを吹きます。ボディ塗装と比べてちょっとだけ近い距離で吹きます。

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●距離が近いということはそれだけ多くの塗料が吹きかかります。塗装面にしっかりクリアが広がり全体がしっとりするように吹いていきます。この辺は慣れないと難しいですがクリアが垂れ出す一歩手前で止めるという感覚をつかんでください。

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●当然ですが机と垂直面はクリアが垂れ易くなります。少々面倒ですが吹く面を常に水平にして吹き付け、乾いたら次の面を吹いていくというやり方でしたら塗料が垂れるという危険性が少なくなります。

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●ホコリやゴミが入ったら乾燥させた後目の細かいペーパーで削り取ります。この写真ではタミヤの2000番のペーパーを使っています。もしクリアが垂れだしたら垂れた部分をしっかり乾燥させペーパーで削ります。

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●全体にクリアを3度ほど吹きましたがデカールを貼った場所は段差がほとんど消えるまで吹き付けます。


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●なかなか良い感じでクリアが吹けました。

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●ボディの塗装は時間がかかりますのでその間にシャーシや内装を作っていきます。説明書の指示に従い塗り分けていきますが、中央部は暗いボディ色と解釈してフラットレッドに少量のブラックを調合しました。塗装指示ではH77タイヤブラックとありますがその部分はフラットブラックです。とにかくまず一つ完成させたいという方は細かいことにこだわらずシャーシはフラットブラック一色で塗りマフラーをシルバーで塗り分ける程度でも十分かと思います。

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カーモデルの制作4 デカールの貼り方2
昨日のブログでルーフにチェッカー柄のデカールを貼ろうとしたところ「ルーフの幅び対してチェッカー柄の幅が足りない。」「ボックスアートでは幅いっぱい柄があるのにどうしたことだ」と書きましたが今日偶然にもルーフがチェッカー柄の実車を目撃。ルーフ幅いっぱい柄があるのではなくデカールのように前後、左右に余白ができるのが正解のようです。

それを見てやはり最初の予定のようにできれはチェッカー柄のルーフにしたかったので、ゴミ箱から捨てたデカールを回収しました。

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●この状態ならなんとか水につければ剥がして使えそうです。

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●前の日の丸はガムテープでバリッとはぎ取り慎重にチェッカー柄を貼りなおしました。なんとかきれいに貼る事ができました。

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●ボディにのせるとこんな感じです。今日は雨振りなので明日までしっかり乾燥させることにします。

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●デカールを貼る手助けに「デカール軟化剤」というものがあります。デカールを柔らかくして凹凸のある場所やカーブした場所にしっかりデカールを馴染ませるために使用します。
今回もチェッカー柄をルーフに馴染ませるため少し使用しました。付属の刷毛で柔らかくしたい部分に塗るだけですが、デカールを柔らかくするということはその分シワになったり破れたり、小さいデカールだと溶けてしまったりすることがありますので注意してください。
少量づつ塗ってデカールの状態を確かめながら慎重に使ってください。

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カーモデルの制作3 デカールの貼り方
プラモデルの表面に貼る水を付けて転写するシールはデカールと呼ばれています。今回はボディにこのデカールを貼っていきます。
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●ルーフ(屋根)もボディと同じように缶スプレーの白で塗装し、まわりをフラットブラックで塗るためマスキングゾルとテープでマスクします。

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●ルーフには全面デカールを貼るつもりです。その場合デカールを剥がしてしまう恐れがあるのでその上にマスキングすることはちょっと怖いのです。そういう訳で先に黒い部分を塗り分けしました。

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●実物のルーフの裏の色はわかりませんが、今回は明るめのグレーで塗っておきました。

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●今から使うデカールをはさみで切り出しておきます。

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●一度に全部水につけるのではなく、最初に貼るものだけ水につけます。

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●デカール全体に水分が回ったら水から上げます。

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●ボディに貼る時は必ず台紙ごと貼る箇所まで持っていってください。デカールは大変薄く、柔らかいものなので台紙から剥がすと扱いが難しくなります。

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●ティシュペーパーや布なので水分を吸い取り、もしデカールに空気が入っていたら軽く押さえながら空気を追い出していきます。

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●大きなデカールも同じように台紙ごと所定の位置に持って行きスライドさせます。

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問題発生! チェック柄の幅が足りません。ボックスアートではちゃんとルーフいっぱいに模様が入っているのにフジミさんこのデカールは一体どうしたことでしょう。

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●気を取り直して計画変更です。日の丸のデカールを使うことにします。

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●ナイフで切り出しました。

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●貼ると余白の影が目立ちます。

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●少し乾燥したらナイフで余白を切ります。刃物を丸く動かすよりも切る対象物を動かしたほうがスムーズに切れます。

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●エンブレムなどの細かいデカールはピンセットを使います。

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●綿棒で水分を吸い取ります。

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●デカールを貼り終わりました。

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カーモデルの制作2 ミニクーパー缶スプレー塗装のコツ 
今回はボディ塗装の下地をサーフェイサーで塗りボディ色を赤で塗ってみたいと思います。

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●サーフェイサーとはこの講座の塗料の種類と選び方5で解説しましたがもう一度説明文を引用しておきます。

まずは塗装前に使用する「サーフェイサー」です。これはプラモデル表面に付いた傷を埋めて表面を均一にしたり塗料の食い付きを良くする、プラモデルの整形色を隠ぺいして塗装の発色を良くするために使われます。クレオスでは粒子が荒い(大きな傷用)500番と1000番(タミヤはこの1000番の粒子です) 1200番の3種類があります。この「サーフェイサー」は必ず使わなければいかないという物ではなく、作るキット種類や好みで使われているものです。例えば美しい塗装面が必要なカーモデルでは多く使われますが、戦車模型では個人の好みで必要ないという方も多いです。

今回はキットの成型色は濃い紺色でこの上に直接赤を塗ると色が暗く沈みそうです。パーティングラインやゲート処理でできた細かい傷を消したり発色を良くするため是非サーフェイサーを使いたいところです。

さて今回はスプレー塗装の解説に動画を用意してみました。あれこれ書くより見ていただくのが一番かと思います。

●動画1 缶スプレーのサーフェイサー吹き


まず吹く前によく缶を振って中身を撹拌してください。
缶スプレーは一度にたくさんの塗料が噴射されるので素早く動かし、同じところに塗料が集中しないように常に塗装する場所を変えています。動きが遅かったり一カ所に噴射が集中すると塗料のタレの原因となります。この動画の塗装の後、表面についたほこりなどを取りながら軽くもう2回ほど塗り重ねました。

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●もし塗料が垂れるようなことがありましたら、慌てずしっかりとサーフェイサーを乾燥させてください。よく乾いてから垂れた部分を400番から600番のペーパーで削り取りその後1000番ほどの細かい目のペーパで整形します。
細かいほこりやゴミも普通の部屋で塗装すれば、必ず一つや二つ表面に付くかと思いますが、その場合もよく乾燥させてからペーパーで取ってください。この場合は削るほどこすらなくても細かい目のペーパー軽くあてるだけで取れると思います。
ほこりやゴミの上にサーフェイサーを重ねると取るのが面倒になってきますので、常に表面を注意してこまめにゴミを取ってください。
スプレーを吹き終わったらスプレー缶を逆さまにして一度空吹きしてください。塗料の通り道に残った塗料を吹き出すためです。ノズルについた塗料はティッシュなどで拭き取ってください。
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いよいよボディの塗装です。クレオスのMr.カラースプレー3のレッドを吹き付けます。ここも動画を用意しました。



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●サーフェイサー塗りと同じく一度塗って30分位して塗料がある程度乾いたら、表面を注意してこまめにゴミやほこりを取っながら塗り残しがないよう色を重ねていきます。一度に塗る塗料は厚塗りしないよう薄く伸ばすようにして塗りますが3度ほど色を重ねました。

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●ヘッドライトやバンパーなどのくぼみも塗り残しないようスプレーをしっかり吹いてください。

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●ボディ表面を汚さないよう本当は裏面を最初に塗ると良いです。今回は動画での説明用に裏はボディの後に塗りました。

スプレー塗装は欲張って「もうちょっと、もうちょっと」と吹き過ぎると塗料が垂れてきて失敗してしまいます。その辺の頃合いが難しいところですがエアーブラシのように毎回シンナーで洗浄するような手間もいらず慣れると手軽に車のボディ塗装ができる便利な塗料です。次回はボディのデカール貼り、クリアコートと続きます。

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2008年第10師団創立記念日行事
今日は名古屋の守山駐屯地を本部とする陸上自衛隊第10師団の記念行事に行ってきました。
式典が始める時間には小雨が降り始め、こんな天気なので来場者も少なめに感じました。

訓練展示の模擬戦では155ミリ砲と戦車の空砲射撃がありますが今年は自分のいる場所の50メートルほど前に戦車が停止、その距離では空砲射撃といえでも凄まじい発射音で写真を撮るより耳を押さえるほうが先でした。

大半のミニタリー、航空機のモデラーの方は日常の生活で実物を目にする機会は滅多にないと思いますが、この季節には各地の自衛隊で駐屯地祭や航空祭が開催されます。実物を見る事で模型制作につながる発見が色々あると思いますので近くにこのようなイベントがあれば出かけてみてはいかがでしょうか。

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カーモデルの制作1 ミニクーパー フラッグルーフ1
今まではキャラクターモデルの制作が中心だったこの講座ですが、いよいよ今回からスケールモデルを作っていきたいと思います。

第一回目はカーモデルです。やはり車は私達の生活の中で一番身近かな乗り物で模型としても関心のある方が多いのではないかと思います。もし自分の愛車が模型化されていたり憧れの車が模型化されていたら作ってみたいものです。



●制作するモデルはこれにします。フジミの1/24スケール「NEWミニクーパー フラッグルーフ」です。たまたま家にあったキットですが部品数は少なめで透明部品に気をつければ組み立てはそれほど難しい箇所はないかと思います。しかしボディの塗装、スポイラーの塗り分け、大きなデカール貼りとそれなりに勉強になるポイントは多いと思います。
「キットの選び方」の項目で書きましたがカーモデルは塗装前の下地処理と塗装が仕上がりに大きく影響します。今回は手軽な缶スプレーを使ってピカピカの美しいボディ塗装を目指してみたいと思います。

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●まず最初にフロント、リア、サイドのスポイラーをボディと一緒に塗装するために取り付け接着しておきます。説明書ではシャーシから組み立てるよう解説してありますがボディの塗装にはサフェーサー、塗料、クリアと何層も吹き付け、乾燥の時間もかかりますのでその間にシャーシを作ろうかと思っています。


●ライトの上の膨らんだ部分にパーティングラインと呼ばれる製品の成型時に出来るラインが見られます。このラインは実物にはありませんのでペーパーで削り取ります。
キットによっては他の箇所にも目立つパーティングラインがある場所がありますので注意してください。

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●600番のペーパーで削り、1000番で仕上げました。ペーパーは小さく折り畳み削る場所の面積は小さくなるようにしました。


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●こんな風に削りました。あまりパーティングラインがある場所だけを削るとその部分が平たくなってしまうので、カーブに沿って丸く削ってください。同時にスポイラーのゲート(切り離した跡)もペーパーできれいにします。

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●ルーフもランナーから切り離しゲートを整形します。

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●ボディとルーフを台所用の中性洗剤で洗浄します。

プラモデルは金型にプラスチックを流し込み作られますが、その時に金型に塗る「剥離剤」という油がキット表面に残ることがあります。
この油が塗装時に塗料を弾いたりしてトラブルの原因になることがあり人によっては制作前に必ずランナーについた部品ごと洗う方もいらっしゃいます。しかし自分の感想では最近の国産のキットではあまりこの「剥離剤」に悩まされることもなく、それよりもランナーごと部品を洗う場合に起こる細かい部品の破損のほうが怖いです。というわけで自分はあまりキットを洗うということはしませんが、今回のように塗装が勝負のカーモデルを作る場合は念のためボディだけを洗浄しています。

洗浄が済んだらタオルなどで水分を拭き取り十分乾燥させます。

次回からはサフェーサー吹き、ボディの塗装にとりかかります。

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まとめ