
●ガンダムには航空機の翼端の灯火と同じく右に緑、左に赤の灯火が付いていますので塗装で再現します。

●灯火の塗り分けでボディの塗装は終了です。この後デカール貼り、スミ入れと続きます。

●マーキングはシールではなくスケールモデルと同じく水転写のデカールがセットされています。

●水転写のデカールはすぐに貼る分だけを台紙ごと切り取り水に濡らします。しっとりと水分が行き渡ったらすぐに水から上げてデカールが浮いてくるのを待ちます。一枚丸ごと水に濡らしてしまうとデカールが全部浮いてきてしまい大変な事になるので注意してください。

●デカールは大変薄い物ですので貼る直前まで台紙から剥がさないようにします。台紙ごと貼る位置まで持って来てそのままスライドさせて貼ります。

●貼る位置が決まったらティッシュなどで軽く押さえて水分を吸い取ります。

●小さいデカールは綿棒で軽く押さえ定着させます。

●デカールの乾燥を待つ間にスミ入れにとりかかります。スミ入れに使用するスミ入れペンなどについては過去の記事のこちらをご覧ください。今回はクレオスのスミ入れペンシャープ0.3ミリを使用しますがこれは簡単に説明するとだだのシャープペンシルです。

●シャープペンシルのスミ入れは誰でも扱い慣れた筆記具ですので失敗が少なく線の濃度をコントロールし易い事が利点かと思います。マーカータイプのスミ入れペンは一度線を引くと同じ濃さの線しか引けませんが、シャープペンは軽く引けば薄い線、何度か繰り返し引き直すと濃い線になっていきます。

●スジボリが浅い部分は定規をあてて線を引きます。

●線がはみ出したら消しゴムで消してやります。黒鉛の跡が残るようでしたら2000番くらいの細かいペーパーで削り落とします。

●シールドの赤い部分もスミ入れしてみましたが赤い部分には鉛筆のスミ入れではちょっと弱いかもしれません。

●スミ入れペンだけではなく溶剤を使ったスミ入れをやってみます。タミヤエナメルの溶剤を使いますが希にエナメルの溶剤がプラを侵して最悪の場合、部品が割れたといったトラブルも聞いた事があります。そんな事はそう頻繁にある事ではありませんが回避法の一つとしてエナメルの溶剤に比べるとプラを侵しにくい写真左の油絵用のペトロールを使うという方法もあります。

●今回は大スケールで部品も肉厚で丈夫そうですのでタミヤエナメルのフラットブラックを溶剤に溶かし使ってみます。

●細い筆でスジボリに黒い溶剤を流していきます。

●肩の線のように太い線はシャープペンよりスミ流しの方がスミ入れし易いです。

●シールド裏の細かい部分も同様にスミ入れしました。

●最後の仕上げにクリアー吹き、トップコートの順番で表面をコートしますが関節部分の金属色の部分はマスキングテープで覆っておきます。

●1日以上デカールを乾燥させる時間をかけてからデカールを保護するためクリアーを吹きます。クレオスの缶スプレーのクリアーを使いました。

●クリアー層でデカールを閉じ込め保護します。デカールが痛んでないか様子を見ながら3度ほどクリアーを吹き重ねました。

●最後につや消しのトップコートを吹きツヤを整えました。


●クリアーコートのおかげでデカールの厚みもほとんど気にならなくなりました。
完成まで長かったですがやっと完成写真をアップできました。ホームページに大きな写真を掲載しています。


今年は艦船のキットを色々紹介してみたいと思っておりますが最初はアオシマの大間のマグロ漁船の制作にかかりたいと思います。
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