今回は塗装と外装の工作です。

●まずその前に一番最初の工程で取り付けた3、4番の部品ですが外しておいた方が内装がやり易そうなので外す事にしました。接着部分にラッカー系塗料の溶剤を筆で流し込みます。

●しばらく時間をおいて溶剤で接着力が弱まったら慎重にドライバーの先で外します。

●無事取り外せました。

●塗装前に軽くサーフェーサーを吹く事にしましたが機体本体には吹きません。のちほど両面テープなどで貼るものがあるからです。

●ホワイトの部分を塗装しますが真っ白ではなくちょっと色が付いたこの色を使うことにしました。塗装はエアーブラシを使いますが今回大きな面積の塗装は白だけですのでエアーブラシを持っていない方は缶スプレーのフラットホワイト(つや消しの白)を使ってもよいかと思います。缶スプレーの塗装方法は
このページに動画がありますので参考にしてください。

●機体本体の白の塗装部分はこの辺までです。

●ドッキングする部分のハッチ周辺はシルバーで塗りました。面積が小さいのでエアーブラシを使わない方は筆塗りでも大丈夫です。

●これで大きな部品の塗装は終わりです。

●取り外した部品も塗装します。指定ではニュートラルグレーとありますが写真を見るとほとんど黒のようにみえます。今回はフラットブラックで塗っています。

●さて機体の外装には前回のはやぶさ同様にダイソーで売っている「ホイルカラーおりがみ」を使います。
説明書の巻頭でコメントを寄せておられるHTV フライトディレクターの山中氏の言葉の中で、HTVがISSに近づいたとき、宇宙飛行士が「金色に光輝く宇宙船が飛んで来た!」と大変喜んでくれた。とあります。ぜひピカピカに輝く機体にしたいと思いますがこれは塗装ではかなかなか難しいです。メタリックシートならハセガワから「ミラーフィニッシュ」という優れた模型用シートが発売されていますがこれはシワができにくくきれいに貼れるシートですので、おりがみの方がリアルなシワが表現できますし一枚1000円程度の価格のミラーフィニッシュに比べ圧倒的に安いところが良いです。

●今回金色とオレンジを使用しますがボックスアートと比べてみみてもなかなか良さそうな色です。

●おりがみを一時間ほど水に浸しておくと裏の紙の部分がやらわかくなりなりますので指でこすって全部剥がします。

●大変薄い箔のようなものが残りました。これを機体に貼ります。

●まず収納庫に貼っていきますが細かく切ったものを重ねていきます。裏にはステックのりを塗りました。接着剤でなくても普通ののりでも十分接着できるようです。

●少しづつ綿棒で壁になじませます。

●ナイフを奥に入れて部品18、21の部分の箔を切り取ります。この部品は先に塗装しておくと良いです。

●部品3と4を接着しました。

●次は外側です。さらにしっかり接着するために外周に両面テープを巻きました。

●裏にのりを塗った箔を巻き付け接着させます。

●細かく切った箔を重ねます。大変薄い箔ですので重なってもほとんど合わせ目はわかりません。

●綿棒でしっかり馴染ませます。


●同様にして金色の箔を貼ります。

●さて次は太陽電池パネルです。ここにはハセガワの新製品「偏光フィニッシュ」を使ってみます。

●シートは透明で下の色によってブルーやイエローに輝くようです。

●平面用シートとありますので細かい模様がモールドされたこのキットのパネルに貼って大丈夫かテストしてみます。左側は裏にはやぶさの制作の時に使ったメタルシートを貼ってみました。パネルは塗装しなくてもこういう方法でも使えそうです。

●裏を黒く塗ってみると細かいモールドがあってもどうやら効果が期待できそうです。

●表面に凹凸が多いので爪楊枝の先でしっかり馴染ませます。

●太陽電池パネルを貼る部分のおりがみを切り取ります。

●普通のプラモデル用接着剤でも良いですが万一の接着剤のはみ出しが心配なのでパネルはクリアボンドで接着しました。

●太陽電地パネルを取り付けると機体全体がピカピカ輝きます。なかなか良い雰囲気です。
次回完成です。
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