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チョー初心者のためのプラモ講座
プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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フジミ1/100金閣寺の制作3
今回で金閣寺のキット完成です。
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●池の石を塗り分けます。クレオスのラッカー系塗料のツヤ消しのホワイト、ブラック、ジャーマングレイ、ウッドブラウン、レッドブラウン、艦底色を揃えましたがあまり細かい事を考えずにちょっと青っぽい石、赤っぽい石と塗り分けるわけです。この部分は自分の思うように好きな色で塗ってみてください。

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●さきほどの石を含めた建物の土台部分と一層目の金箔が貼られていない部分はペトロールで薄めた油絵の具のローアンバー(こげ茶色)でウォッシングします。ペトロールや油絵の具がない方はタミヤカラーのエナメル系溶剤とエナメル塗料を使っても全く問題ありません。

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●少し明るい色で石や木の部分をドライブラシして立体感を強調します。

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●石畳の合わせ目は0.3ミリのシャープペンシルを使いスミ入れしました。

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●「そせい」と呼ばれる部分ですが本体となかなかピッタリ合いません。通路の下の部分に大きなすき間が出来てしまうので部品を切り離しプラ板で作り直しました。

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●写真を参考に梁の先を白く塗りました。

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●屋根もなかなか壁と合いません。もう少し前の段階でしっかり壁と仮組して調整しておくべきでした。これから制作する方は気をつけてください。ちょっと汚くなってしまいましたが瞬間接着剤で強引に接着しました。

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●この部分にスミ入れしてみましたが汚く感じてしまいましたので拭き取りました。今回は金の部分はスミ入れは一切なしでそのままにしておくことにしました。

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●屋根の部分はタミヤのウェザリングマスターのグレーを使い軽くドライブラシしました。4面が合わさる角の部分を強調しますが面の部分はやりすぎないように軽くこすった程度です。

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●最後に池の部分をコンパウンドで磨き手で触った跡を消して完成です。

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●ネームプレートは説明書の文字を切りとって貼るように指示されていますが、白黒の印刷物では味気ないのでゴールドのインクジェット用のペーパーに文字を印刷して張付けました。


完成写真です。ホームページで大きな写真をご覧ください。
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資料写真です。これから制作される方は参考にしてください。クリックすると拡大します。
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木製日本建築模型 1/75 鹿苑寺 金閣(レーザー) 組立キット[ウッディジョー]



フジミ1/100金閣寺の制作2
金閣寺の第二回目は建物の制作にとりかかります。
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●一層目の柱部分はレッドブラウンで塗装します。

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●白壁のパーツもまず一旦レッドブラウンで下塗りします。案外プラスチックは光を通しやすいものです。白い部品の「光の透け」を防ぎプラ部品らしい軽さを感じさせないための下塗りです。

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●下塗りのレッドブラウンの上からフラットホワイトで本塗りします。

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●柱に白壁を取り付けますがコーナーの部分を組むと、壁の突起の一部が干渉してすき間が出来やすいので写真のように一部カットします。

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●白壁を取り付け一層目を組み立てていきます。柱と白壁のコントラストがなかなかきれいです。

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●一層目の組み立てが終わりました。このキットでは一部の扉が開閉できるようになっていますが、開けても中ほほとんどなにもありませんし、真っ暗なので扉が開閉はあまり意味がないように思います。それよりも完成後に扉が外れて建物内部に落ちてしまうような事があると厄介なのでしっかりと扉部分を接着固定しました。

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●二層目、三層目の床に固定する突起ですがこれが原因で床と壁との間にすき間ができるようでしたら、切りとってしまい壁と床との接する部分をヤスリやペーパーで平にしてすき間が出来ないようにします。

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●床に接着したらマスキングテープなどでしっかり密着するように固定します。

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●金色に塗装すると傷などが目立つのでサーフェーサーを軽く吹いて下地をチェックします。屋根の表裏を接着してしまいましたが塗装が面倒になってしまいました。これから作る方は塗装後に表裏を接着した方が楽に塗れます。

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●金色の塗装にはメタルカラーなどの特別な物ではなくクレオスの普通のゴールドを使います。サーフェーサーの下地に直接塗ったら発色が悪く色に深みがないので下地をまず黒で塗ってみることにしました。

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●下塗りが乾いたらゴールドをエアーブラシで吹き付けます。ご覧のように結構いい感じの輝きが出てきました。

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●屋根の色ですがパッケージの写真では結構明るく茶色ぽく見えます。しかし自分が実物を見た時は雨が降っていたせいかかなり黒っぽい濃い色に感じました。壁の金色とメリハリをつける為にジャーマングレイにわずかにレッドブラウンを混ぜてかなり黒っぽいグレーを作り塗ってみました。

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●屋根の裏側の資料写真です。

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●屋根の塗り分けはこのようにしました。屋根の表裏のパーツを接着する前でしたらそれぞれグレーとゴールドに塗り分けるだけでよかったのですが、合わせて接着してしまったのでマスキングテープで塗り分けました。

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●屋根に三層目を取り付けてみましたがコントラストが効いて屋根の色を濃くして正解でした。

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●仮組してみました。次回は完成です。


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木製日本建築模型 1/75 鹿苑寺 金閣(レーザー) 組立キット[ウッディジョー]


フジミ1/100金閣寺の制作1
新年第一回目のプラモ講座はフジミの1/100スケール金閣寺を制作します。金ピカで豪華な姿はお正月にふさわしいかと思います。
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●これはプラモデルのパッケージですが珍しく上面には一切文字が入っていません。金閣寺のキットは童友社からも発売されていますが、値段が高い分こちらの方が出来上がりはリアルです。

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●こちらは年末に名古屋から大阪に向かう途中で金閣寺の取材をした時の写真です。金箔は貼り直したようでパッケージの写真と比べるとかなり美しく輝いています。

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●キットの内容を見てみるとやはりほとんどのパーツに金メッキされていました。漂白剤につけてみましたがこのメッキは剥離しません。ラッカーシンナーで落とすのは大変な手間がかかりますが塗装のテストをしてみると問題なく塗装できました。接着も塗装面のメッキを剥がさなくても普通のプラモデル用接着剤で問題なく接着できるのでこのまま制作を進めます。

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●池と金閣寺の土台部分からなるベース面から制作を進めます。池の部分にヒケと呼ばれる凹みがありましたのでパテで埋め紙ヤスリで均一な面になるよう整形します。

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●池の部分はサーフェーサーを吹いて滑らかな下地を作ります。

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●塗装はクレオスのラッカー系塗料を使います。最初にベース全体をレッドブラウンで塗装して金閣寺の土台部分をグレーで塗装します。グレーはガルグレー、ジャーマングレイ、フラットホワイトのブレンドです。かなり明るめのグレーです。

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●土台部分と池の中の石をマスキングゾルを使いマスキングします。色の濃い部分は乾燥後ナイフでカットできるクレオスの「マスキングゾル改」で色の薄い部分はカットできないが剥がしやすい「マスキングゾルneo」を使い分けました。

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●マスキングゾルが乾いたら丁寧にカットして余分なゾルを取り除き塗装にかかります。池の部分は色の深みを出すために色々な色を重ねてみたいと思います。まずはミドルストーンで下地を作りました。

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●次ぎに下地の色を生かすように薄く濃緑色を重ねていきます。

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●最後に明灰緑色を重ねて缶スプレーのクリアーでコートしました。

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●クリアーを吹いただけでは水の感じは今ひとつだったのでタミヤアクリルのクリアーを筆塗りしました。わずかな水面のゆらぎが再現されて水面らしくなりました。細部の仕上げ塗装はまた後でするとして次回からは建物本体の制作にかかります。

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木製日本建築模型 1/75 鹿苑寺 金閣(レーザー) 組立キット[ウッディジョー]


Joy Joy 安土城を作る3
今回で安土城完成です。

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●カラーパウダーを使って地面を作ります。土はブラウンのパウダー、緑は前回の名古屋城のキットに入っていたものを水溶き木工用ボンドで接着します。名古屋城の制作5を参考にしてください。

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●天守閣を仮組してみました。

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●庭のひょうたん型の芝にはグレインペイントを使ってみようと思います。乾くとザラザラの表面になるジオラマに最適なアクリル絵の具です。

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●筆で塗れるのでこういう場所には便利に使えます。このグレインペイントは過去の「恐竜ジオラマを作る」で一度使用しておりますのでそちらも参考にしてください。

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●乾くとこんな感じです。小さい面積に使うだけですので持っていない方はわざわざ用意する必要はないかと思います。グレインペイントを使わない場合は地面と同じく水溶き木工用ボンドで緑のカラーパウダーを定着させます。

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●木も何本か植えてみようと思います。これも名古屋城の制作6と同じくトミーテックから発売されている、ジオコレ・情景コレクションの「くろまつ」を使います。

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●今回はスケールに合わせて枝を細かく切り取って使います。

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●中に入っているスポンジを木工用ボンドで貼付けるだけでリアルな木が出来上がります。

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●ピンバイスで穴をあけ木を差し込んで接着します。


安土城完成しました。完成サイズは17センチ×11センチとコンパクトな模型ですがなかなか良い雰囲気のキットです。部品数も少なく組み立てるだけでしたらアッという間です。週末の連休で完成させたいという方には最適なキットだと思います。
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大きな写真はホームページでご覧ください。





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Joy Joy 安土城を作る2
今回は主に天守閣の制作です。各部分の塗装は「週間安土城を作る」の表紙写真を参考にしてみましたが現存する城ではないので現在では実物を見た人はだれもいません。自分の想像で色を塗ってみるのも楽しいかと思います。

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●メッキを剥がした屋根はサーフェーサーで下地を作りました。

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●屋根の塗装はクレオスのニュートラルグレーに若干のフラットブラックを混ぜて少し暗めのグレーを調色しました。裏も同じ色で塗っています。

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●壁は最初に木部の所から塗りました。クレオスのレッドブラウンを最初に塗ります。千鳥破風(三角の部分)はフラットブラックに塗り分けます。

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●明るい色でドライブラシして彫刻を浮かび上がらせます。

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●マスキングテープでマスキングして白壁部分を塗ります。

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●マスキングテープを剥がし千鳥破風にタミヤエナメルのゴールドで描き入れました。

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●屋根は少し明るめのグレーで軽くドライブラシをしました。

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●4層部分もマスキングテープで塗り分けします。

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●5層部分の壁は紫で塗っています。金色はタミヤエナメルのゴールド、4層、5層の屋根の裏も金色で塗っています。内部はなにもないので窓の中に4層は白、5層は黒の紙を貼って中が見えないようにしています。

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●土台の部分は名古屋城の制作で使ったサンドパウダーを今回も使い砂利の地面を作りたいと思います。土塀を取り付け土塀、石垣をマスキングしておきます。

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●メーカーの作例にある庭のひょうたん型の芝も良いアクセントになるので作ってみたいと思います。

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●サークルカッターという円を切るカッターを使います。最近は100円ショップでも扱っているところがありますが、模型店、ホームセンターなどで入手できます。マスキングテープで2つの円を切り芝のマスキングにします。

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●水に溶いた木工用ボンドでサンドパウダーを接着します。地面の作り方は名古屋城の制作5で詳しく解説していますので参考にしてください。

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●一晩かけて十分乾燥させた後マスキングを剥がします。

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●天守閣を仮組してやっと城らしくなりました。次回完成です。



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