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チョー初心者のためのプラモ講座
プラモデルの選び方、プラモデルの作り方、塗装のコツ

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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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タミヤ ナースホルンを作る3
やっとナースホルン完成です。
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●タミヤのスミ入れ塗料 ダークブラウンを薄めに全体を洗うように塗ります。


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●砲身を組み込む前に車内のウェザリングを進めます。荒いスポンジに油絵の具のセピアを少量つけ、トントンと叩くように角の部分を中心に塗り基本色の剥げを再現します。

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●砲身を組み込むとこんな風になります。

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●履帯はキット付属のベルト式を使います。上部転輪と車体との間にティシュなど詰め上部転輪と履帯が接している部分に接着剤を流し固定して履帯の弛みを作ります。

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●車体下部のウェザリングに取りかかりますが今回はAKインタラクティブの泥ウェザリングセットを使います。これは一般の模型店で扱っている商品ではなく一部の専門店や通販でしか入手できない特殊な塗料ですが、この塗料についての詳細や他に手に入れ易いものでの代用での泥ウェザリングのやり方はこのブログの以前の記事「10式戦車を作る5」で解説しています。

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●石膏を混ぜた塗料で足回りを塗りこべりついた泥汚れを表現します。

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●このセットの中の透明な塗料を使い、乾く前の水分を含む泥汚れを作ります。

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●最近発売されたクレオスのMr.ウェザリングカラー サンディウォッシュを使い乾き始めた泥汚れを表現します。

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●単調な汚れにならないように濡れている泥、乾き始めた泥と表情をつけてみました。

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●砲弾はキットのものに加えタミヤのキングタイガー用真鍮製の砲弾を使ってみました。榴弾と徹甲弾共に下の砲弾は塗装をしたキットのものです。

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●砲弾ラックにも奥の方は塗装したプラ製、目立つ部分には真鍮製を使いました。

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●フィギュアの白いヤッケも単調になり易いのでまずは黒から立ち上げてみたいと思います。

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●陰になる部分の黒味を少し残すような感じでフラットホワイトをエアーブラシで吹きます。

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●もう一度軽くスミ入れをしてハイライトの部分を筆で塗りました。

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●肌の部分はタミヤエナメルのフラットフラッシュをベースに油絵の具を混ぜて塗ります。

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●使い捨てパレットに色々な階調の肌色、シャドウ部、ハイライトの色を作ります。

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●色が乾く前に色の階調をブレントして自然な感じになるようにします。

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●フィギュアの顔塗りにはとにかく良い筆を使う事をおすすめします。

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●砲弾を持たせてみます。左手を一旦切り取り自然なポーズに修整しました。

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●戦闘室内部にフィギュアを配置してみます。

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●最後の仕上げとしてハッチ付近は車内と同じようにスポンジを使った細かい剥がれをつけたり、ハッチの丸い形をスミ入れしてメリハリをつけていきます。

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●指で塗料を含ませた穂先を弾き泥はねをつけました。

完成写真です。こちらのブログにも他の完成写真を掲載しています。
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タミヤ ナースホルンを作る2
前回の更新から三ヶ月・・・。いい加減に完成させないと。今回は冬期迷彩の塗装です。

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●サビ止め色のオキサイドレッドのサフを吹いた上に基本色のダークイエローを塗装しました。今回基本色、迷彩色にはクレオスのラッカー系塗料を使います。

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●説明書の塗装図を見ながら迷彩を描いていきます。クレオスのレッドブラウンとダークグリーンを使っています。

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●この後冬期迷彩で隠れてしまうので、迷彩の形やボカシはだいたい雰囲気が出ていれば良いかと思います。

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●冬期迷彩にとりかかる前にデカールを貼ります。このデカールはフチが切りとってあり、無駄な余白を切り取る必要がないので助かります。

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●ツヤの統一や冬期迷彩前のデカール保護のため、一日おいてデカールを十分乾燥させたらクレオスのクリアーをスプレーします。

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●二度吹きしてデカールをクリアーの層で保護します。ツヤが出てもかまわず塗装を進めます。

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●最近になってウェザリングでよく行われているヘアースプレー技法をやってみます。冬期迷彩の白が所々剥げて下の色が見えるようにヘアースプレーを剥離剤がわりに使い自然な剥がれを表現する方法です。このヘアースプレーは女性用の髪をセットする一般的なスプレーです。

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●車内にスプレーがかからないよう保護してからヘアースプレーを外側全体にスプレーします。

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●冬期迷彩にはタミヤアクリルのフラットホワイトを使います。

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●塗装後、アクリルカラー用溶剤を少しつけた綿棒で塗料をはがしていきます。きれいにはがれてくれます。

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●ハッチ周辺はしっかり塗装をはがしました。

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●こんな感じとなりました。この後ウェザリングです。

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●タミヤのスミ入れ用塗料のダークブラウンでを使い車体全体をウォッシングします。文字どうり溶剤で薄めた薄い色で全体を洗うような感じで塗装します。

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●転隣は後で泥だらけにしようと思っていますので、凄く大雑把に塗りましyた。

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●塗装が乾燥したらクレオスのツヤ消しトップコートを軽くスプレーして全体のツヤを抑えます。

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●ゆっくりトップコートを乾燥させます。この後ピグメントなど使い足回りのウェザリングです。
次回に続きます。







タミヤ ナースホルンを作る
なかなか制作が進みませんが、タミヤのナースホルンを制作中です。とこう言っている間にタミヤ初の第一次大戦の戦車 マークIV メール の発売も迫ってきてしまいました。
このナースホルンはタミヤミリタリーミニチュアシリーズに何十年も前から熱望されていたアイテムですが、最新技術を導入しついにタミヤのナースホルンを作る事ができます。本来ならこのアイテムの登場はもっと大きなニュースになっても良いかもしれませんが、何が出ても不思議ではない現在のキット発売事情から意外なほど冷静に受け止められているような感じもします。とにかくサイバーホビー製キットに比べると、格段に部品数が少なく組み立て易いキットで誰でもカッコいいナースホルンを手にできる事を喜びながらこのキットを作ってみます。

組み立てに関しては、いつものタミヤ製品よりも更に組み立て易さが重視させているようで、戦車初心者の方でもスムーズに進められると思いますので、塗装にポイントを置いて解説していきたいと思います。なお今回から制作記事の写真もサムネール表示にしました。画像クリックで大きな画像が見られます。

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●このナースホルンではミリタリーミニチュアシリーズでも初の試みが導入されています。砲身もいままで左右のパーツを組み合わせて作るのが一般的でしたがこのキットでは一体成形されたパーツが採用されています。

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●フィギュアも3Dスキャンの導入で防寒服の細かいシワがリアルに再現されており、過去の傑作の4連装の防寒服のフィギュアっと比べるとその差は歴然です。

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●足回りは戦車模型を組んだ経験のある方でしたら全く問題なく進められます。転輪のパーティングラインも薄いので軽くペーパをあてるだけで目立たなくなります。

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●このキットを作るうえで一番の問題点は至所にあるこの穴です。

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●完成するとほとんど見えないフェンダーの裏ですので、気にしなければそのままで良いのですがここはポリパテで埋める事にします。

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●自分がよく使う手ですがラッカーパテにカラーパウダー(おがくず)を混ぜた物を泥汚れとして固まったポリパテの上に塗っておきました。

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●さて戦闘室内部の壁にも至る所に押し出しピン跡の穴が目立ちます。

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●ペーパーを小さく折り畳んだものでピン跡の穴周辺を磨き穴を消していきます。

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●内部パーツの至る所に穴が存在しますが、ペーパーで削り取りました。

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●砲身は今までのように合わせ目を消し、成形もする必要も無くなりましたが僅かなパーティングラインが残っているのでこの部分は軽くペーパを当てて消しました。マズルブレーキは今まで通り左右のパーツを組み立てる方式ですが、このくらいは我慢しましょう。

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●説明書の31番。砲の組み立ては細かい部品も多いので注意してください。砲身を取り付けた所です。揺架の裏の合わせ目も消します。

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●砲架の組み立て。説明書の32番では金属シャフトを使用します。この部分の組み立てに少量の瞬間接着剤が必要です。シャフトを通すポリキャップにも切り込みを入れる工作が必要となります。また砲架の可動部分には接着剤がつかないよう注意してください。

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●戦闘室の組み立てはマスキングテープで仮組して調整しながら接着していきます。

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●ワイヤーロープ用の糸には流し込み用接着剤をしみ込ませました。

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●ほとんどの部品組上げ塗装にとりかかります。砲弾ラックは後で取り外せるよう両面テープで仮組して塗装します。またF5の銃架などの細かい部品は塗装中に折ってしまうなどの事故を防ぐためもう少し後に取り付けます。

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●塗装の下準備として錆止めのプライマー色のサーフェイサーを使います。戦車の塗装にはサーフェイサーを使わない方も多いかもしれませんが、自分はプラ素材の光の「透け」を防止して重量感を出すために暗い色で下塗りするため、このプライマー色のサーフェイサーは一石二鳥です。

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●車体全体にまんべんなく吹き付けます。

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●サーフェイサーを吹いた所で車体色の塗装に取りかかります。次回に続きます。


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10式戦車を作る6
今回で10式戦車完成です。9月になってやっと今年初めてのプラモデル完成です。

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●シャーシと車体を接着してワイヤーロープも取り付けました。

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●デカールですが一度に全部水につけず、すこしづつ切り分けて水につけます。水が台紙にしみ込んだらすぐ水から出してください。

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●台紙ごと貼る位置にもっていきスライドさせて貼り込みます。

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●軽く綿棒などで水分を吸い取りながら空気を抜き密着させます。

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●デカールが乾燥するまで戦車兵のフィギュアを塗っていきます。サーフェイサーを吹きパーティングラインの消し忘れがないか、接着面のすき間はないかなど確認します。

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●迷彩服のベース色となるタミヤカラーアクリルのXF-57バフをまず塗ります。

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●非常に細かく複雑な迷彩パターンですがこういった商品も販売されています。迷彩パターンのデカールをフィギュアの迷彩服全面に貼るわけですが、これはこれでデカールに貼り慣れた方でないと難しいかと思います。
販売元 新撰組 しえいかん

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●迷彩パターンを描くのは大変細かい作業になりますが、根気よく筆の穂先で細かく点点を描いていくしかありません。フィギュアの塗装はとにかく良い筆を使う事が重要です。これほど細かい描画は100円の筆と1000ほどの高級な筆では格段の使い易さの差があります。

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●こんな感じになりました。

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●タミヤのスミ入れ塗料を使い影の部分に塗料を少し流し込んでおきます。

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●サラサラの液体の塗料が凹んだ部分に流れ込み影となります。

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●両足の間、服の上下、えり、ポケット部分などはっきりしました。

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●顔の部分はタミヤエナメルのフラットフレッシュで塗ります。

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●顔の表情は油絵の具を使って描き込みます。顔の描き込みは過去の記事も参考にしてください。

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●フィギュアはこんな仕上がりになりました。

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●デカールが乾いたらフィギュアのスミ入れに使った塗料を更にタミヤエナメルの溶剤で薄め車体全体を洗うように塗ります。

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●余分な塗料をティシュなどで拭き取りシミにならないようにします。

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●網目の部分など少し濃い塗料を流し込んでおきます。

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●スミ入れで立体感が出てきました。

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●塗料が乾いたら水性のツヤ消しトップコートをスプレーしてツヤを整えます。これが終わったら塗装前に透明部分に貼っておいたマスキングを剥がします。

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●車体下部を中心にXF-57バフを薄くエアーブラシで吹きました。薄く埃がかぶった状態を再現します。

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●車体底、転輪の汚しに使ったウェザリングセットの塗料を使い泥汚れを再現します。指で筆先を弾き塗料の飛沫を飛ばします。

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●アクリル、エナメル塗料のバフ、フラットアースを使っても同じような事ができます。

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●スカート部分には筆で塗料を擦りつけます。

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●最後の仕上げにタミヤウェザリングマスターを使いエッジの部分など強調して完成です。

完成写真です。クリックで拡大します。
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明日は天候が心配ですが浜松ジオラマグランプリに出かけてきます。このブログで出品作品など紹介の予定です。

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10式戦車を作る5
今回は車体下部に泥汚れを再現します。戦車の仕上げにはウェザリングと呼ばれる経年劣化の再現や使われた環境による汚れなどを再現します。第二次大戦中の戦車など塗装の退色、サビ表現、雨だれなど派手に再現するのが醍醐味とも言えますが10式戦車は最新鋭の自衛隊戦車です。退色、傷、サビなど派手に再現するのはちょっと違和感があります。しかしいかに最新鋭の戦車と言えでも最初の動画のように不整地を走り回れば沢山の土を舞い上げ足周りを中心に派手に汚れます。今回は車体の退色表現を抑える代わりに足回りを中心に派手な泥汚れを再現にしてそれを見せ場としたいと思います。
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●皆さんは戦車の底面の塗装はどうしていらっしゃるでしょうか?「見えないから全く塗装しない」「一応車体色だけは塗装しておく」など色々だと思います。自分は完成した戦車を持ち上げた時など、ちらっと底が気になるので泥汚れを再現しておく事が多いです。この10式戦車のキットは底面は何もなくノッペリしていますが、機密で公開されていない部分で取材ができなかったのではないかと思います。泥汚れの練習も兼ねて戦車の底から汚していきます。なお底面の塗装は迷彩塗装のテストに使ったものです。

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●泥汚れにはAKインタラクティブの泥ウェザリングセットというものを使います。私もこの製品を使うのは初めてで試行錯誤する事になりそうですが、うまく使用すればかなりリアルな汚れが再現できそうです。

この製品ははっきり言って特殊な用途に使われる塗料セットで一般的な物ではありません。海外からの輸入品で取り扱いも極一部の店舗、通販のみという状態でどこの模型店でも入手できるわけではありません。しかしAFVモデラーの間ではネットで海外モデラーの制作過程を目にする事も多くなり、彼らが使用しているAKインタラクティブの製品をウェザリングに使用する事が浸透してきております。そこでこのブログではAKインタラクティブの製品を使うと共に、どこでも入手できる物を使いこの塗料セットと似たような効果のある方法も同時に紹介していきます。

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●このセットには湿った土色、乾いた土色の2色のエナメル塗料と濡れた土を強調する透明な塗料と、暗い土色のピグメントと呼ばれる細かな粉。そして石膏の粉がセットされています。この製品の輸入代理店マルタケインターナショナルで販売されるいるものには日本語訳の使い方解説書が付いています。

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●ウェザリングにも実に様々な方法があり色々な塗料、素材が使われます。また時代によってその方法も色々変化していますが現在はピグメントと呼ばれる粉が重要な役割を担っています。実物の戦車が砂埃をかぶるようにこの粉を薄く筆で塗ったり、塗料の溶剤で溶いた塊を車体に塗り付けたりして使用します。このピグメントにも例えば「ヨーロッパの土色」「ベトナムの赤土色」などAFVモデルに必要なかなりの色数が揃えられており幅広い表現ができす素材ですが、このピグメントも取り扱いしているお店は限られておりどこでも入手できるものではありませんし、一つ800円ほどの価格は「ちょっと戦車でも作ってみようか」というモデラーにはなかなか手が出せないかと思います。

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●さてまずは手軽な材料を使い泥汚れを再現してみます。東急ハンズで買った桐のおがくずとタミヤパテを溶剤で溶いてよく混ぜます。今まで自分はこうやって作ったものを車体の底や足回りぬ塗り付けていました。

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●おがくずも入手しにくいものかもしれませんが、模型店でよく扱われているカラーパウダーも同じ素材のものですのでこれを使ってください。一袋200円ほどで購入できます。

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●車体裏全体に塗り付けました。

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●次は転輪のゴム部分を塗装します。普通のフラットブラックで十分なのですが、タミヤカラーから転輪のゴム部分用にラバーブラックというカラーが出ていますのでこれを使ってみます。また履帯用にダークアイアンという塗料も販売しています。

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●転輪のゴム部分はエアーブラシを使い一度に塗ってしまいます。

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●多少転輪に黒い色がはみ出しても気にせず進めます。この後のウェザリングで丁寧に塗りわけても無意味な事になってしまいますので。

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●この三枚の写真は実物の車両の汚れ方ですが転輪とゴム部分の境界は全く分からなくなってしまっています。

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●あまり汚しをしないからきれいに塗り分けがしたいという場合、エナメル系塗料で塗りはみ出した塗料を溶剤で含ませた綿棒で拭き取る方法もあります。

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●ダークグレー、レッドブラウン、自衛隊色の茶色をブレンドした色で車体裏を塗りました。

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●次はピグメントの代替に使えるものです。このブログの「ヤークトタイガーを作る」で紹介したダイソーのパステルです。これだけ揃って100円で買う事ができます。

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●単色では使えませんので焦げ茶、黄土色、ネズミ色をブレンドして色を作ります。

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●ブレンドしたパステルを溶剤で溶いて車体裏、履帯一面に塗るとこんな風になります。結構リアルな土色になりました。

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●AKインタラクティブの泥ウェザリングセットに話は戻ります。

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●2色の塗料に石膏の粉を少々混ぜ込みました。暗い土色の塗料にはピグメントもブレンドします。

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●2色の塗料を使い分け筆塗りします。明るい色は上方に使い乾きつつある泥汚れを再現します。

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●転輪は綿棒で泥汚れを塗り付けました。

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●履帯はダークアイアンをエアーブラシで塗装しました。

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●こちらにも泥汚れを塗り付けます。

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●ゴム部分にも薄く綿棒で泥汚れを塗り付けました。

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●仕上がりはこんな風になりました。

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●シャーシと車体を合体させ次回は完成です。

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