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まさき

Author:まさき
プラモデルサイト「ネコでも作れるプラモデル」の管理人。
車、戦車、カンプラなどジャンルを問わず作る「なんでも屋モデラー」です。ジオラマ作りも大好きです。

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ブラキオサウルスの情景を作る6 夏休みに作ろう恐竜ジオラマ
今回でブラキオサウルスのジオラマ完成です。今月中に余裕を持って終わらせて夏休みの工作の参考にしていただこうと思っていた恐竜ジオラマですが、結局夏休み最終日にあわてて宿題をかたづけていた頃と同じようにギリギリになってしまいました。

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●子供の恐竜も足裏に金属線を埋め込み地面に接着しました。

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●地面と恐竜の下半身にはタミヤウェザリングマスターEセットのイエローを使用してドライブラシをしました。色彩の統一感を持たせるため同じ色を使います。

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●塗る面積が大きいのでウェザリングマスターに付属の筆ではなく大きめの筆を使いドライブラシでシワを強調します。

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●爪の部分も軽くドライブラシして単調な色にならないようにしました。

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●地面もタミヤウェザリングマスターのイエローでひび割れを強調して、グレインペイントの赤土色と自然に色がつながるようにグラテーションにしました。

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●恐竜の上半身はアクリル絵の具の茶色系の色でドライブラシして皮膚の立体感を出していきます。

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●地面と恐竜がこんな具合ぶ仕上がりました。

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●アクセサリーパーツの始祖鳥です。飛んでいる状態を再現するため足を少々加工して後方に伸ばし金属線を腹に刺しました。

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●メタリックグリーン、スカイブルー、イエローを塗りかなり派手な色にしました。

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●金属線を黒く塗り根元部分には木工用ボンドを塗り木の葉のスポンジ素材に差し込み固定します。

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●始祖鳥をウィキペディアで調べると爪の形から木の枝に止まっているような鳥ではなかったと推測されているようです。

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●木の中心部や下の方は緑で覆いきれず下のスポンジが見えてしまっています。完璧にやろうとすると切りがないので出来る範囲でアクリル絵の具のグリーン系の色で奥のスポンジを塗り表面の緑と違和感がないよう塗っていきます。最後にタイトルプレートと人物フィギュアを制作して完成ですがそれらの作り方は前回のティラノサウルスの記事を参考にしてください。

以上駆け足での紹介になってしみましたが最後に参考までに今回使用した材料リストを作ってみました。

耳付き板 三枚 計300円
5ミリ厚シナ合板 200円程度
10ミリ厚 スタイロフォーム 200円程度
木工用パテ 100円
真鍮線1.2ミリ径 100円
アレンジワイヤー 100円
マスキングテープ 100円
ボンドG17 2本 計200円
風呂洗い用スポンジ 100円
ウッドフォルモ(ねんど) 400~500円
クランプフォーリッジ (スポンジ状の葉の材料) 1000円程度
カラーパウダー 200円程度
情景テクスチャーペイント 定価840円
グレインペイント 定価420円
造花の水草 100円
エポキシボンド 100円 
ドライフラワーの苔 一袋400円程度
木工用ボンド3本 計300円

この他に模型用塗料、接着剤、アクリル絵の具などを使用しています。

この他の完成写真はホームページに大きな写真がアップしてありますのでご覧ください。

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ブラキオサウルスの情景を作る5 夏休みに作ろう恐竜ジオラマ
今回は更に地面に手を加えます。以前制作した「トリケラトプス情景セット3」「トリケラトプス情景セット4」と同じような工程は解説を省略していますのでもっと詳しく知りたい方は過去の記事も参考にしてください。またこの過程で使用した塗装方法の「ドライブラシ」もそちらでやり方を解説してありますので分からない方が見えましたらそちらを参考にしてください。
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●大木の周辺はなるべく緑豊かにしてみたいと思います。まずは東急ハンズのドライフラワー売り場で以前買った山苔が大量に残っていますので今回もこれ使います。これも前回の恐竜ジオラマでも使っています。

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●木工用ボンドで貼付けていきます。

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●子供恐竜が食べる葉もダイソーで見つけてきました。造花のコーナーにあったビニール製の水草のような植物です。これを切って使います。

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●ピンバイスで地面に穴を開け、木工用ボンドをつけ植え込んでいきます。なかなか自然で良い色なのでなにも加工せずにそのまま植えただけです。

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●岩もスミ入れ、ドライブラシという塗装法で表情をつけていきます。

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●木の幹も同じくドライブラシして質感を出していきます。

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●目は小さくて塗りにくいですが、まずレッドブラウンで全体を塗りブラックで黒目を描き入れ極細の筆先でちょっとホワイトの点を入れてハイライトにしました。最後にクリアーを塗り生物らしい感じを出していきます。ハイライトの点は極細の筆があると塗り易いですがもし適当な筆がないようでしたら爪楊枝の先を使って点を入れてください。

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●恐竜本体のドライブラシなどの塗装仕上げがまだ終わっていませんが、早くベースに取り付けていきたいのでその準備をします。足の裏が空洞になっていますが接着面積を大きくするためにエポキシパテを詰めて固まった後ベースに固定用の金属線を刺す穴を空けます。

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●恐竜をベースに固定するには強力に接着できるエポキシボンドを使用します。これも100円ショップで売っています。

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●ただ接着するだけでは強度的に心配なので足裏に一ミリ径の太めの真鍮線を埋めてこれをしっかりと地面に刺して固定します。この金属線を埋める前に地面に足を置く場所を決めておいて印をしておいてください。金属線は瞬間接着剤かエポキシボンドで足裏に接着してその後金属線の先に何色でも良いですが塗料を付けます。それを地面に押しつけ地面に金属線を刺す穴を空ける場所の目安にするわけです。

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●口にもこの金属線を押し込み接着しました。これは木の先端と恐竜を固定ためのものです。

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●ちょっと写真失敗して分かりにくいですが、針金等を木の先端をぐるっと一周巻き付けて口から出した金属線の先端に巻き付け固定します。この後葉っぱで針金と口の中の金属線を覆って隠します。やはり木の頭の部分が重くなってしまったので恐竜と固定しておかないと心配です。

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●大体できあがってきました。あとは細部の仕上げをして完成です。次回に続きます。

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ブラキオサウルスの情景を作る4 夏休みに作ろう恐竜ジオラマ
恐竜の塗装にとりかかります。今回の塗装は箱の側面に描かれた塗装参考図の斑点模様にしようと思いますが、誰も実物を見た人はいないので基本的には自由に好きな色に塗ってもらえれば良いかと思います。
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●恐竜の体に使用した主な塗料です。タミヤの水性アクリル塗料で全身のベースとしてデザートイエロー、そしてレッドブラウン。腹や首の正面にはデッキタン、斑点にはフラットブラウンを使用します。塗装はすべてエアーブラシで行います。

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●まず全身をデザートイエローに塗り腹と首正面。しっぽ裏をデッキタンで白くしました。デザートイエローは全体の面積が大きいので結構塗料を消費します。

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●首の正面はこんな感じです。

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●レッドブラウンを足していきます。

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●フラットブラウンで斑点を描き込んでいきます。

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●首の後ろはこんな感じです。

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●背中にアクセントとしてオリーブグリーンの帯を入れました。

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●塗装が乾いたら油絵具のローアンバーをペトロールという溶剤で溶きスミ入れします。これは自分がいつもやっている方法で油絵具を使った事が無い方がわざわざ同じようにする必要はありません。これは普通に模型店で売っているタミヤのエナメル系塗料のフラットブラックなどをエナメル溶剤で溶いて使えば同じ様な事ができます。この行程については過去の恐竜ジオラマ記事「トリケラトプス情景セット3」で詳しく説明していますので参考にしてください。

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●子供の恐竜も同じように塗りました。

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●さて、地面も粘土を盛りだいたいの地形を作った上に土や草の材料を加えて表情を加えていきます。今回は3種類の材料を使ってみましたので過去の記事と絡めて解説したいと思います。

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●木の周辺には土が露出した部分を作ります。土に何を使うかというのも人それぞれに実に色々な方法があります。別に材料を買わなくても家の周辺から採取した本当の土を使う人もいますし、園芸用の土だとか市販のパウダー類などその気になればなんでも使えますが、昔からジオラマの地面の材料としてよく使われている「カラーパウダー」を使ってみます。値段も手頃で色の種類も豊富ですのでいろいろな場面に使用できます。

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●こういったパウダー類の接着には木工用ボンドを水に溶いて使用します。水とボンドの割合は目分量で適当です。これもその時々に接着する材料によって割合を調整したりして使うのであまりこだわる必要はないと思います。

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●水溶きボンドで湿らせておいた上からパウダーを振りかけます。

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●その上から更に筆で水溶きボンドをしみ込ませしっかりと接着します。

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●以前はジオラマの地面といえば土やパウダーを撒くのが普通でしたが最近はこの写真のような塗料感覚で使えるような便利な材料も増えてきました。

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●この緑色のペーストは写真左のタミヤ情景テクスチャーペイントです。繊維が混じっており乾燥すると草地が表現できる便利なものです。このテクスチャーペイントはタミヤ製品ですので比較的入手しやすく、色のバリエーションも増えてきて使い易くなってきていますが定価840円とちょっと高めなのが難点です。またセラミックの粒子が入っておりそのため筆で塗るとアッという間に筆がダメになってしまいますのでヘラなど使い塗ることをお勧めします。このテクスチャーペイントは「ティラノサウルス情景セット3」でも解説していますので参考にしてください。

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●テクスチャーペイントと似た商品ですがターナーという画材メーカーの「グレインペイント」も最近扱うお店が増えてきました。こちらは筆塗りも可能でより絵の具感覚で使えますがこの土色は塗ってみてもやはりちょっと赤すぎたようです。もっと暗い茶色のような色があると良いですがイメージどうりの色がありません。

次回に続きます。

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ブラキオサウルスの情景を作る3 夏休みに作ろう恐竜ジオラマ
今回はジオラマベースの工作も進めて木を配置していきます。
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●100円の風呂洗い用スポンジのおかげでかなりの葉のボリュームが確保できました。木の幹は缶スプレーのレッドブラウンを吹き、木の奥の方のスポンジも幹の一緒に塗って暗い色にして影になっているような感じにします。

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●まだ最初のスポンジの直線的な部分が残っている部分がありましたのでボンドが乾いたら所々スポンジをちぎり、またそのスポンジを貼ったりして不規則な形になるようにしていきます。

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●枝分かれする前の木の幹の部分はちょっと細い感じがしたので、もう一度テープを重ね太くしました。

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●木の制作と同時にベースの工作も進めます。延長したキットのベース部分にたっぷりと木工用ボンドを塗って木の台に接着します。しっかり密着させるためにクランプなどを使いました。

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●葉のおおまかな部分は出来ましたがこれは葉のボリュームを出す為の裏舞台です。この表面に本当の「葉」になる材料を貼付けていきますがこの部分になるとダイソーで売っているような100円の物ではなかなか良いものが見つかりません。もしどうしても安価で手軽な物を選ぶとしたら今度はちぎりやすい台所用のスポンジを使い中間の大きさ、細かい大きさにちぎり分け緑色に染めて葉にするという方法くらいしか思い浮かびません。しかしこれを作るには相当な時間がかかります。

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●とてもそこまで時間を掛けて材料を作る時間はありませんので模型材料の豊富な行きつけの名古屋の画材店「セントラル画材」でいろいろ葉の材料を見ながら悩んでいました。結局選んだのはこのクランプフォーリッジ(Clump Foliage)という材料です。量はたっぷり入っており今回のような大木にも十分対応できそうですが定価は1000円ほどします。また大きな画材店、模型店でしか扱っていないような材料かと思いますので申し訳ないですが入手が難しい地域の方もいらっしゃるかと思います。

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●どうしても近所の模型店では見つけられないという方は先に書いたように中間の大きさのスポンジ素材を作るか、模型用材料を購入して更に仕上げには「コースターフ」というかなり細かいスポンジ素材の材料で仕上げてみてはどうかと思います。このコースターフは鉄道模型にも広く使われかなり入手しやすい材料かと思います。

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●このクランプフォーリッジという材料もスポンジのような素材ですが、少し固めで塊のようになっており狙った形に造形し易く木全体の形もコントロールできそうです。

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●木工用ボンドをたっぷり塗って接着します。

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●だいたいの木の形ができてきたので缶スプレーのレッドブラウンで下塗りした恐竜を配置してお互いの位置を決定します。

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●地面の材料ですがこれも申し訳ないですがちょっと高めの500円ほどの粘土です。東急ハンズで購入しました。造形のし易さや乾燥後の適度な硬さが気に入っています。また粘土自体の色も土色に似ていて万一時間が経過して地面にひび割れができてもあまり目だちません。

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●プラ部品のパーツと延長した部分の地形を粘土で整えます。

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●プラ部品のフチも粘土で覆い土が見えている状態に作りました。

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●木はまだ未完成ですがもう今のうちに地面に固定しておくことにしました。穴に埋めるだけでは強度的に不安ですので木が倒れないように四方から木切れで押さえて幹をしっかり固定します

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●スポンジといえどもかなりの量なので葉の部分もちょっと重くなってしまいました。葉を食べている恐竜の口と木を固定して安定させる方法を考えてほうがよさそうです。

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●子供恐竜を忘れていました。子供の位置も決めておきたいと思います。

次回に続きます。

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ブラキオサウルスの情景を作る2 夏休みに作ろう恐竜ジオラマ
今回は恐竜と共に今回のジオラマの見せ場となる木の制作にかかりますが、案外時間がかかって苦戦しています。ジオラマ用の木を作るには実に色々な方法があります。前回ちょっと触れましたが身近で自然の木の枝や根が手に入る環境の方でしたら、枝振りの良い枝や根を探してジオラマの木として使えば手っ取り早くリアルな木が出来上がりますし鉄道模型のスケールでしたら完成品の木や、幹に枝やスポンジの葉を接着して作る手軽なキットの木などたくさんの種類の商品が売っています。しかし今回は1/35スケールのブラキオサウルスに合わせて40センチを超える巨木が必要となります。こういった場合は自由な大きさや形に作り易い針金を使った工作が適していると思いますので今回はこの方法で作る事にします。
最近は1/35スケールを中心とした木を作るための商品も大変充実してきており、それらの商品を使えばびっくりするくらいリアルな木が出来上がります。特に「紙創り」という商品は再生紙を精密レーザー加工して葉の一枚一枚を再現したもので、リアルという点では究極に近い感じがする商品ですが1シートが千円ほどしますので今回のような大木を作ろうとすると葉っぱだけでも数万円ほどかかってしまう計算となり現実的ではありません。今回は葉っぱもいままでジオラマの葉を表現する材料として一般的なスポンジ素材を使用して、木もなるべく身近な材料でお金をかけないで作る事を重視して制作したいと思います。
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●今回もダイソーで買った材料を中心に工作を進めていきます。1.2ミリのちょっと太めの真鍮線を使い木の骨格を作ります。

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●木の幹も針金で作っても良いのですがちょうど良い枝があったのでこれを芯にして幹を作ることにしました。長さ15センチほど直径5ミリほどの小枝でこれも以前ダイソーで買ったものですがこれくらいの小枝でしたら街路樹の下や近所の公園でも落ちていると思います。幹を太くするため針金を巻き付け上部に枝分かれさせていきます。

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●このくらいの太さの真鍮線はねじ曲げたりするのに結構力がいるのでペンチを使います。

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●木を大きくすると針金の切り口が左右に広がっていきます。この作業では針金の先で目を突いたり手を刺してて怪我をしないよう十分注意してください。目を保護するゴーグル(これもダイソーで売っています)をかけると安心です。

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●細い枝はダイソーの手芸用品売り場にあったアレンジワイヤーを使います。これは細い針金を色のついた紙で覆ったものでこれを束ねて色々な太さの枝を作ります。

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●幹の部分の真鍮線のすき間をこのワイヤーで埋めていきます。

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●木の皮にはマスキングテープを使います。太い幹の部分は作業中に指が痛くなるので先に巻いておきました。

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●このワイヤーを巻き付けながら細い枝を作っていきます。

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●これでワイヤーをほぼ1セット使い終わりました。まだまだ枝が少なくリアル感がありませんがこの作業は凝り過ぎると果てしなく時間がかかるので枝はほどほどにしてスポンジでカバーしてみようと思います。またある程度太い幹にはマスキングテープを巻きました。

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●マスキングテープを巻いた部分、アレンジワイヤーをねじった部分はこのボンドをパテ代わりに使ってコーティングします。ダイソーや100円ローソンでよく見かける一般的なボンドです。

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●このボンドのコーティングは以前買った針葉樹を作るキットの説明書に書いてあった方法で、今回の制作にも使ってみようと思います。盛った部分も肉ヤセもなく乾くスピードも早いですが最大の欠点は臭いです。これを使い出すと部屋中が臭くなるので家族のみえる方は屋外で塗ったほうがよさそうです。乾燥はやや遅くなりますが木工用ボンドでも同じようにコーティングできると思いますのでどうしても臭いが気になる方は木工用の方を使ってみてください。

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●ワイヤーのねじれた部分もボンドで覆ってやります。ボンドが結構垂れるので下に新聞紙など敷いて作業してください。大きな木ですので結局一本では足らず二本使用しました。

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●スポンジ素材を使い葉の工作も進めていきます。枝を細かく作ればいきなり細かいスポンジでもリアルな感じが出せますが今回は大雑把な枝ですので細かいスポンジを使う前にちょっと大きめのスポンジの固まりを葉のボリュームを出す為に使うことにします。模型店に行けばスポンジ材料も細かいものから荒いものまで各種ありますが、種類を揃えるとお金も掛かりますので大きなものは100円の風呂洗い用スポンジで作る事にします。

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●さすがにピンク色のスポンジが枝の間からチラチラ覗くとまずいのでアクリル絵の具で濃い緑色を作り、適当にちぎったスポンジに絵の具をしみ込ませ内部まで色を染めました。染めるだけでしたら普通の水彩絵の具でも全く問題ないと思います。

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●スポンジが乾いたらコーティングに使った臭いボンドか木工用ボンドなどで枝に貼付けていきます。前の木の全体写真と比べていただけると分かると思いますが枝が広がりすぎていたので、中央に寄せて木の中心の密度が濃くなるようにしました。針金素材だとある程度作った後でもこういった修正ができるので助かります。幹の塗装は後で缶スプレーで塗ろうと思っていますがもし筆塗りをされる方でしたらスポンジを貼る前に塗っておかないと塗りにくくなります。

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●ボンドが乾くまでは動かすとポロポロ取れてきてしまうので乾かしながら少しずつ貼っていきます。ちょっと木らしくなってきました。

次回に続きます。

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