
●今回は前回の下塗の上に車体色を重ねていきます。タミヤアクリルのXF-59デザートイエローがイメージとぴったりの色ですのでベースカラーに選びました。

●車体にサイドスカートがもう接着してありますので車体と合わせると車輪部分が塗りにくいです。この状態でシャーシ部分の塗装を済ませておきます。

●H2部品は透明部品を付ける前にカバーだけ塗装を済ませておきます。


●実在しない戦車ですのである程度自由に作ってみようかと思います。まずは設定にはないオリジナル迷彩で塗装してみようと思います。車体色のデザートイエローにXF-10フラットブラウンを混ぜて迷彩色を作りました。比率は計量したわけではないので正確には分かりませんが、だいたいデザートイエロー7に対して3くらいの割合でフラットブラウンを混ぜました。ドイツ戦車の迷彩を思い浮かべながら頭の中でパターンをイメージしておおまかに迷彩パターンを塗ってみました。

●その後ベース色のデザートイエローで太くなりすぎた部分などを削ったりしながら迷彩模様を調整しました。

●転輪のゴム部分はタミヤアクリルのフラットブラックを筆塗りしました。

●この時点ではフラットブラックが少々はみ出していても問題ありません。


●転輪と転輪の間や奥の部分はレッドブラウンとフラットブラックを混ぜた暗い色を薄く吹き付けました。ゴム部分のフラットブラックにツヤが残っていたら一緒に吹きかけツヤを落とします。


●キャタピラは金属製のピンでつなぐだけのベルト式です。あっという間に出来上がります。転輪にはめる前に溶剤で薄めたタミヤエナメルのレッドブラウンで塗装して表面の塗料を拭き取りました。溝の部分にさび色の塗料を残しておくためです。

●先にシャーシ部分をウォッシングします。いつもはウォッシング用の溶剤は油絵用のペトロールを使用することが多いですが今回はタミヤエナメルの溶剤を使用してみます。ガンプラを作る時はエナメル溶剤に侵されて部品が割れたり取れたりなどの被害の話を良く聞きますがこのキットは大丈夫か試してみることにします。シャーシ部分はタミヤエナメルのフラットブラックに少量のレッドブラウンを混ぜた色をウォッシングに使用しました。


●転輪の外側にはタミヤアクリルのXF-57バフをエアーブラシで吹き付けます。キャタピラと接する面は黒いままにしておきます。機動輪の歯はタミヤアクリルのシルバーをドライブラシしました。

●デカールは必用な物を切り取り使用します。

●デカールを貼ってしばらく乾燥したら余白の部分を切り取ります。


●デカールが乾燥したらツヤ消しのトップコートを吹き付けてツヤを整えました。キャタピラを装着しシャーシと車体上部を接着、その後タミヤエナメルのフラットブラックでウォッシングしました。ハッチの接着が一カ所取れてしまいましたがそれ以外にエナメル溶剤によるダメージはありませんでした。
次回に続きます。
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